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バカ夫婦。

とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。

   
カテゴリー「人生の冒険」の記事一覧

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自信が縮めた二人の距離

ご無沙汰しておりました・・・。
ちょっと多忙にしており、なかなか書けませんでした(*_*;

とら



前回のつづき】

オリンピックに感化された私は やる気満々で
とてもワクワクしていた。


対して役に立ちそうもない 唯一の特技かもしれないことを
今さら学ぶなんて 人に言ったら止められたかもしれない。



でも私は夢中で調べていた。


どうやら学べる場所は沖縄にはなかった。


だけど、あきらめたくなかった。



本土には実家がある。


学ぶ期間は7~8か月。


何とかなるかな?


無茶だろうな。


・・・でも


学んでみたい!


これをあきらめたら この先進んでいけないかもしれない。


私は サルに話してみることにした。



びっくりすることに サルは二つ返事で応援してくれた。


むしろ、このことをとても喜んでくれた。


こうなると もう止まらない。



だけど、半年以上もかかること。


それなりに準備期間や資金も必要だった。


私はもう一度バイトをすることにした。



近所のレンタルビデオ店の店員として。




人間「やりたいこと」があると何だか強くなれる。



「夢」がある!

そんな気持ちになれた。


バイト代は相変わらず安いし、休み時間も少ないけれど
以前のような気もちにはならなかった。


たったひとつでも
何かがあるって素晴らしいことだなと思った。



そんな自信が夫婦の距離も縮めてくれた。


以前のギクシャクが嘘だったかのように
二人の時間が自然と増える。



それが本当に嬉しくて
ついサルを喜ばせたくなる。


それが今の二人の原点なのかもしれない。


今が楽しいと思えること。


そんな時間を二人で過ごすこと。


素直にやりたいことに真っ直ぐに向かうこと。




あのときの私たちは、この間までの二人の溝を埋めるかのように

バイトや仕事が終わると二人であちこちに出かけた。



その時間がとても楽しくて・・・!!


出かけてばかりじゃいけないってどこかで思うのに
やめてしまうと せっかくの今の雰囲気が壊れるような気がして


そっと守り続けるように 頻繁にサルと出かけた。


街を見てあるいたり ドライブしたり
買い物をしたり 食事をしたり


資金を貯めなきゃいけない状況だから 
もちろん無茶はしないようにしていたけれど


まるで夢見心地で 
夢から覚めるのが怖かった。


【つづく】

とら



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人生の冒険~目覚め

前回のつづき】

身体を休めていた頃 オリンピックをやっていた。
今もオリンピックで毎日テレビが熱気に溢れているけれど
テレビからでも伝わるあの雰囲気は時に何かを目覚めさせてくれる。



疲れたからだを癒し ボ~っとテレビを見ていた。
ちょうど女子柔道の試合をしていた。
YAWARAちゃんが戦っていた。


手はテーピングだらけで 
この日のために、どれだけのトレーニングを行ったんだろうと思った。


見事勝った その目の先に ご主人がいて
小さくうなずいていた。


旦那さんは、今までの努力を知っている。
どれほどの思いで見ているんだろう。


その旦那さんに見守られ、どれほどのプレッシャーの中での勝利だろう。


熱いものがこみあげてきた。



それに比べて(比べるのもおこがましいけれど)
私はなんだ。


バイトもロクにできず 身体を壊している。


あんなにも頑張れることが何もない自分。


誇れることもない。


小さくて
情けなくて
何にもない。


そんな自分を真正面から見てしまった私は
声をあげて泣いた。


小さくて 小さくて
生きていってもいいんだろうかとさえ思った。



今まで、それなりにいろんなことをやってきたつもりだった。
すごいとは言えないまでも
自分をダメだなんて思っていなかった。


でも、初めて
自分がミジンコのように小さくて
弱くて
何の取り柄もなくて

惨めで惨めで 悲しかった。


なあんにもない あたし。
どうしよう 
どうしよう


どん底の底があるなら その時はそこに落ちたのかもしれなかった。



今まで生きてきた それなりの長い人生
な~んにもないの?


消えてしまいそうだった。



いや、待てよ。


人に褒められたり
頼られたりしたところってなかったっけ?


何か あったような・・・・


必死で探す。
自分の人生をひとつひとつ 振り返りながら



ああ、そうだ。
ひとつだけ
たったひとつだけあった。


それは些細なことだけれど
これだけは 自分の得意分野かもしれない。



一筋の光が見えた気がした。


生きていってもいいと言われた気がした。


大げさかもしれないけれど
本当にそう思った。



そして思った。


このたった一つを もっと磨きたい・・・・!!!


その時の 年齢は30代前半。


何かをやるには 遅いのだろうか?


だけど、頑張りたい。
頑張らなければ いけない気がした。



【つづく】


とら


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人生の冒険~疲労に負ける

前回のつづき】

7月の沖縄。夏真っ盛り。

相変わらず 毎日大量の汗をかきながらバイトに行っていた。



その頃、サルとは別々の寝室で寝るようになっていた。


一緒にいるほうが寂しくて 苦しかったから 私が言いだしたことだったと思う。


女はよく「思っていないこと」を口に出してしまうことがある。


このあたりが女のややこしいところだった。


私も、わかってはいるんだけれど ついつい言ってしまう。


こんな私でもやっぱり女性なんだと思い知らされる。




思えばこれがよくなかった。


悪くなるときはどんどん悪くなるもので、離婚話まで持ち上がることもあった。



でも、ある日、なぜだったかは忘れたけれど
また一緒の寝室で寝ることになった。


何が変わったわけじゃないけれど
二人の間の空気が変わっていくのを感じた。



一緒の部屋で寝る。
ただ、眠るだけなのに


こんなことで人との距離は変わるのかもしれない。


たしかに、寮生活などで、一緒にご飯を食べ 一緒に寝ていると
とても近い存在になることがある。


寝るという無防備な時間を共に過ごすことは
もしかしたらとても深い関係を作るのかもしれなかった。



少しずつ 少しずつ 二人の距離が縮まっていった。


話すときの顔が変わり 
一緒に過ごす時間が増え
二人の間の空気が柔らかくなっていく。


この前までの凍った空気が嘘みたいに感じていた。


生きている感覚が甦る・・・!



バイトも頑張るぞ!と意気込んでいたんだけれど


あまりの暑さと疲労で ついに身体のほうがまいってしまった。



唇ヘルペスができて、熱がある。


病院に行くと 「疲労です」と言われた。


慣れない沖縄の暑さや 新しい人間関係 サルとのことが
一気に身体に出たようだった。



今思えば、バイト中の水分が完全に不足していた。


いつのまにか 軽い脱水を起こしていた。



私はあまり身体が丈夫ではない。


でも、この時はもっと頑張りたかった。


もしかして、自分をいじめたかったのかもしれない。


バイト友達が「一緒に辞めよう」と言ってきた。


こんなかたちで辞めるのは悔しかったんだけれど 
熱が下がらない自分の身体に限界を感じて
辞めることにした。


自分が無力に感じた。

いや、実際に無力だった。




とにかくまずは身体を休めよう。


そう思うしかなかった。


【つづく】


とら

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人生の冒険~バイト始まる

前回のつづき】

新しい土地での新しいバイトの日々が始まった。

日本語は通じるとはいえ、表現の仕方が違う沖縄。


時々出る方言に戸惑いながらも 慣れようと必死だった。


サルに弱音は吐けない。


それがよけいにストレスになった。


だけど、強がるしかない。


今はそういう時期だと自分に言い聞かせた。





南国風の素敵なテーマパークは観光で来るのとは違い
灼熱の太陽が照りつける ただただ暑い暑いところだった。


まるで鉄板の上で焼かれている気分。


楽しそうな観光客がこう言っていた。


「こんなところで働けたら最高ね」


うん、私もそう思ったんだけど


見ているのとやるのとは大違いだった。




沖縄の女性はとにかくよく働く。


頼まれていること以上にやっている人もいて
それがまたプレッシャーになった。



本土で一番景気のいい時代にバイトを経験していた私にとって


ここでの仕事はまるで奴隷(言い過ぎ?)のような気分だった。



休憩時間も短く、出勤時間よりも30分ほど早めに来て掃除をする。


バイト仲間に質問しているだけでも
「しゃべっちゃだめ!」と叱られ(まだオープン前なのに)


何だか息がつまりそうだった。


残業のときは 休憩もなくそのまま夜まで仕事をする。


もちろん夕食は出ないから
お客さんの残り物まで手を付けそうなほどお腹が空く。



みんなよくこんなことをやっているなと思っていた。


だけど、そのうちバイト友達もでき
話をしていると


ここは特に厳しいらしく
辞めていく人がとにかく多いらしい。



とんでもないところにバイトに来てしまった・・・・・



いや、だけど 今の私にはちょうどいいのかもしれなかった。




しんどいけれど ヤシはキラキラきれいだし

時々頭の上を すごい音で飛ぶジェット機は圧巻だし

フルーツは上手に切れるようになってきたし



こういうところで働くことを
一生のうちで一度でも経験しておくのもいいかもしれない。



孤独で小さな私を
ヤシが癒してくれている気がした。


でも・・・・暑い・・・・・・


体力が不安になってきた。



【つづく】


とら



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人生の冒険~小さな一歩

前回のつづき】

サルと離れている間
いろいろ考えてみたけれど
ちっとも答えは出なかった。



ほとんど毎日電話やメールはしていたし
やっぱり仲が悪いわけじゃなかった。



ある日、どういう理由だったかは忘れたけれど
沖縄に帰ることになった。



20日ほどの別居期間だった。



嬉しいような 怖いような
やっぱり不安でいっぱいだった。


飛行機から見る沖縄が なんだか遠い島のように見えた。


サルはここで どんな生活をしていたんだろう。




サルが迎えに来てくれていた。



久しぶりに会うぎこちなさなのか
違うぎこちなさなのか・・・??


何だかギクシャクしながら 久しぶりの沖縄を感じていた。



少したって とりあえず 「ともだち」のような感じでいいか~~。。

みたいなアバウトな感じで いくことにした。



結局離れたことに 意味はあったのかな。


全然変わってないような
少しずつ ほんの少しずつは変わっているような・・・


そんな毎日だった。




日常をごまかしてるような生き方が苦しくて仕方なかった。


何だか 家にいるのが苦しくなって バイトを探すことにした。




沖縄にはまた夏が来ていた。


青い青い空や海。
白いくらいまぶしい太陽。
青々と茂った緑。


1年前は キラキラと希望に満ちて
この土地に来たのにな。


まだまだ二人の間に大きな溝があることが悲しかった。



サルは地元の友達もたくさんできて
私なんていなくても楽しんでいるように見えた。


私も 負けずにバイトをするぞ!!


と意気込んで面接に行ったのは


沖縄中部にある 南国風のテーマパーク!



ヤシがいっぱいあって 湖があって
まさに南国!!


せっかく沖縄に住んでいるんだから
こういうところで働かなきゃ♪



こんなキラキラしたところで働いたら きっと何かが変わる!


そう信じるしかなかった。



そして、バイトの採用が決まった。



また新しい世界が始まる!!!



サルとの距離は縮まらないままだったけれど


サルのほうを見れば見るほど
サルが遠くにいくような気がしていたし



このままではダメになっていくのはわかっていた。



私が何かを変えなきゃあ。


たかがバイト。


だけど、新しい土地で 新しい仕事は
その時の私にとってはオオゴトだった。


仕事に出るのは7年ぶりくらいか??


それだけ 今までサルに守られていたんだと気づく。


サルに任せて 甘えていたんだと。



なんだか 今こうなっている理由が少しわかったような気がしてきた。




そしてバイトの日々が始まった。



【つづく】


とら


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人生の冒険~別居?というやつ?

前回のつづき】

真っ暗だった。

何もかも無意味だった。

何にも楽しくないし 何にも美味しくない。

サルがいない(そばにいるんだけど)生活は灰色だった。

息苦しくて 生きている感覚もなくて
何にもない。  なあんにもない。



もういやだ。


私の中で何かが叫んでいた。


このまま一緒にいたら 本当にダメになってしまう。


そう思って 私はひとつの決断をした。



「一旦距離を置こう」


サルに話し、私は本土への飛行機のチケットを取った。



その時 結婚9年目。
世間ではそれを『別居』というんだよね。



実家なんて全然帰りたくなかったけれど
帰ってもきっと何もいいことがないと思ったけれど


何だか ドロドロの沼の中に足を取られていて
底に沈んでいくような感覚だった私は
もがいて もがいて 心をばたつかせていたんだと思う。



今起こっていることが現実だなんて とても思えないけれど
目が覚めても 目が覚めても おんなじで


それが今の現実なんだと 思い知らされた。


サルが空港まで送ってくれた。
決して 仲が悪いわけじゃないんだけど



二人を挟む空気が重かった。


寂しかったけれど 
何だか 心が少し軽くなった気がしていた。


一人になって 今後のことを考えられたらいいなと思いながら
飛行機からの沖縄を眺めていた。


まさか、こんなことになるなんて。

いい笑い者だった。



だけど、もうそんなことはどうでもよかった。



すべての感覚がマヒしたように 誰に何を思われても どうでもよかった。



心の中で何かが死んだような そんな感覚だった。




突然実家に帰った私。

家族はきっとびっくりしただろう。



何だかみんな気を使ったような態度で
でも、何も聞かなかった。


私もまったく話す気なんてなかったし
今はそんな態度が有難かった。



とりあえず、こうやって逃げ帰る場所があることに感謝した。


実家がない人だって いるのだから。



すべてのパワーが切れた私は きっと小さく 弱弱しく見えただろう。



何もかもに 自信がなくて
消えてしまいそうなくらいだった。


とりあえず、久しぶりに祖父や祖母に会い


実家の手伝いをし


昔の友達に会った。


そんな毎日の中


父親がある本を貸してくれた。


今の私に まったく関係のなさそうな本で


改めて 父のズレっぷりには驚かされたけれど


その本が のちの私たちの人生を 大きく変えることになるとは
思いもよらなかった。



人生何があるかわからない。


どん底でしか 出会えない宝物があるんだ。


・・・と今は思う。



だけど、その時は なんてトンチンカンな本なんだろうと思った。


でも、そのトンチンカンが少し有難くて


嫌なことを忘れられるような気がして


何日も 読みふけった。



【つづく】


とら



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人生の冒険~赤ちゃんが欲しい

前回の続き】

「子供が欲しい」
と思ったらまずはタイミング療法。


排卵期くらいに病院に行き、卵の大きさを見てもらって
「この日くらいがいいよ」と教えてくれる。


頑張るぞ!!と意気込んでいた私。



だけどきっとサルは違ってたんだ。


そういうサルの気持ちにも気付けなかった。



同じ方向を見ているんだと思っていた。




なかなか赤ちゃんはできず
毎月 がっかりする日々が続く。


それがストレスになって家庭内がピリピリすることも多くなった。


サルも迷っていた。


不安定な仕事に不安定な生活。


ここに子供ができたら・・って思うと
きっと不安だったと思う。



だけど、私は子供が原動力になると思い込んでいたから
病院に通った。



そしていつしか 喧嘩や話し合いが多くなる。



そんなおかしな毎日になっていることにも気付けなかった。



夫婦は少しずつ ゆっくりゆっくりと 心がすれ違っていく。



すれ違っていることにも気付かないほどのスピードで。



今思っても あの時ほど悲しくて せつなかった日々はなかった。
(違う種類のツラさはあったけど)(笑)





あれほど積み重ねてきた日々は何だったんだろう。


一緒に笑って 泣いて ここまできたのは何だったんだろう。



話をしても 一緒にいても

心は遠くにいる気がした。



サルの考えてること 思ってることがまったくわらかなかった。



何が起こったのかもわからなかった。



夫婦ってこんなにもろいものだったんだ。



私はいったい 何のために こんな場所にまで来たんだろう。



暗いトンネルに入り込んだようだった。



何もかも 色を亡くしたように 意味をなさなかった。



楽しいことなんて 何もない気がした。



どうやって生きていったらいいかもわからなかった。



今、この時のことを二人で思い出すことがある。



お互い、どうしてあんな風になったのか いまだにわからないと感じている。



だけど、心がすれ違うってことを 身をもって体験した。



私たちにとって とても大切な経験になったと今は思う。



今は それは思い出話だけれど
その時は もう真っ暗闇で 孤独で
「生きているのもつらい」と思った。



だけど、暗いトンネルでも いつかは出られる。


それが案外小さなきっかけで。



【つづく】


とら


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人生の冒険~恐怖

前回のつづき】

新しい年を迎え 私たちはどんどん毎日に不安を持つようになる。

それは何かというと





仕事がない。


・・・ちゃんと就職はしているのに


仕事が休みばかり。


観光関係だから 沖縄の真冬は暇だった。



だから休みが続く。


当然給料だって減ってしまう。



サルの同僚はサルよりも年上が多い。



それでもみんな それが当たり前なのか
不満もなさそうだった。


その状況がサルをますます不安にさせた。



だけど 不安の中、毎日は過ぎていく。


どこかで 何かが ザワザワしていた。



だけど、それを認めることが怖くて


綺麗な沖縄の景色を見て
今を納得させていたのかもしれない。


「ここに来て 良かったんだ」って。




でも、何かを変えないといけないような気がしていた。


心の奥で警笛が鳴っているような気がしていた。



今のままじゃいけない気がして


私は私なりに その時思うことをやってみようと思った。




私たち夫婦には 子供がいなかった。


その頃より遡ること3年ほど前に 流産をしたんだ。



そのことはまたいつか書きたいと思っているんだけど



身体はもちろん 心の傷がいっぱい付いていたから


3年経ってもまだ 怖い思いや不安は消えなかった。



だけど女性にはリミットがある。



もし、今家族が増えたら 何か変わるんじゃないか?


そんな気がした。


友人もみんな ママだったし 
「子供がいると大変だけど 楽しい」と言っていた。


「子供のために頑張れる」とも言っていた。


なんだか 私たちの知らない「原動力」がそこにある気がした。





今思えば 何かに夢中になって
その時の不安を忘れたかっただけかもしれない。


だけど 人間というやつは
目の前から逃げるために ついつい正当な理由を作り出す。


その時の私には最善のように思えたし
年齢的にも 今しかないような気がしていた。


それが ますます 自分たちを追い詰めることになるとは
まったく思わずに。


私は病院に通うことにした。


【つづく】


とら


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人生の冒険~不安定な仕事

前回の続き】

求人はサルのやりたい仕事だった。

ちょうどイベントも大きなものが終わって仕事がなくなっていたから
迷うことなく 採用試験を受けた。


ありがたいことに採用され
サルは毎日出勤するようになった。


時間が不規則な仕事だったけど
仕事をすることで休みも充実し
また穏やかな日々を過ごせるようになった。


シロを連れて海に行ったり 
海でビーチグラスを拾ったり
おいしいタコスやソーキそばを食べたり♪


沖縄に来て初めて安定した気がした。


やっぱり 「不安定」は怖い。
だから人は「安定」を求めるんだ。
それはきっと 自然なこと。



だけど、観光業が多い沖縄。


仕事が時々途切れたりと本土に比べて不安定だった。


給料は沖縄にしてはまだ良いほうだったけれど
仕事が途切れるという状態に慣れないサルは 
少しずつ また違う種類の不安に飲み込まれていく。


沖縄の仕事は「雨が降ったらお休みで~♪」
というような仕事は少なくない。


季節や天気によって仕事が多かったり少なかったりするのだ。


だけど、本土で育った私たちにとっては


仕事が途切れるというのは 何とも居心地が悪い感覚だった。


まぁ のちにそういうことも全く平気になるんだけれど


それはもっと後の話。



そして いつの間にか沖縄も冬になる・・・



私たちにとっては とても暖かいクリスマスとお正月♪


家の中は 小さな電気ストーブ一個だけ。


大きな冬布団もいらないし
こたつもいらない。
ファンヒーターも石油ストーブもいらない。


Tシャツにトレーナー その上にパーカーかウインドブレーカーがあれば外でも十分だし
息が白くなったり 手がかじかんだりすることもない。


冬が苦手なバカ夫婦にとっては 本当にパラダイスだった。


でも、時々寒いと感じるのは 風。

海から冷たい風が吹くと
そのときだけは寒かった。


今思えば 沖縄はいつも風が吹いていた。
さとうきび畑は歌のようにザワザワしていたし
島自体が呼吸をしているような感じだった。


冬らしくない冬に感動しながら
新しい年を迎える。


この年がとてもツライ年になるとは知らずに。


【つづく】


とら

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人生の冒険~焦りと不安

前回の続き】

沖縄の夏本番。

朝から夜中まで暑い。
一日中 ノースリーブでいても平気。

でも、昼間でも風が吹くと涼しくて そこが本土とは違うところだ。



心の底に不安を抱えたままの二人。


だけど 非日常的な日々は続く。


ひょんなことから ある青年部に応援で入ることになり(青年という年齢ではないんだけど)


若い子たちと一緒に またまたエイサーをすることに。



一緒に練習していると 20代に戻ったような錯覚におちいる。


年齢関係なく 仲間がさらに増える毎日。


三線をひく おじぃも優しくて 面白くて 

何だか暖かくて ついつい不安を口にする。


「まだ仕事決まらないんですよね・・・」


するとおじぃはニコニコしながら


「だいじょ~ぶ~ なんくるないさぁ(なんとかなるさ)~」


と言ってくれた。



やっぱりここは 優しい。


普通なら 説教が始まるところなのに。



だけど、ほんとに なんとかなるといいんだけど・・・・


この時ばかりは優しさも 不安には勝てなかった。



サルと私は もういいかげん 仕事をして 「普通」の生活をしたくなっていた。




あれほど その「普通」が嫌だったのに。


守られていたこともあったんだと気付く。



だけど、やっぱり あの生活に戻りたいとは思わなかった。



そんな時 サルに仕事の話がきた。


【つづく】


とら


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プロフィール

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とらちゃん&サル
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自己紹介:
とらちゃん♀&サル♂です。
旅にバイク 人生を楽しく生きることをやめずにいるバカ夫婦。

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嬉しいことや 悲しいこと
 
いろんなことに日々向き合って
結局は「楽しく」生きていきたいな。

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