前回の続き。。。
「やっぱり癌でした」先生が言った。
治療は放射線治療しかないとのこと
それでも完治することはないということ
進行を遅らせることがあるけれど、保証はないということ
(可能性は50%)
「何もしなかったらシロはどれくらい生きるんですか・・・?」
精一杯泣くのをこらえて聞くと
「何もしなければおそらく2~3ヶ月でしょう」
何も聞こえなくなる・・・
そんなことが本当にあるんだと思った。
薬の話とか先生がいろいろしてくれているのに
何にも頭に入ってこない。
本当のショックってこんな風になるんだと思った。
とりあえず、炎症を抑える薬をもらって
病理検査の結果を待って、治療をどうするか決めるということになった。
麻酔からさめたシロはフラフラとしていて
検査のために鼻の細胞をとったので、鼻血がいっぱい出ていた。
その姿を見たとたん
こらえていた涙がいっぱい出てきた。
どうして?
どうしてシロが?
何よりもシロが後数ヶ月でいなくなることが
本当に本当に信じられなくて
悪い夢でも見ているようだった。
検査で怖い思いをしたシロは
なんだかぐったりしていて
それがよけいに悲しかった。
放射線治療は週に2、3回だという。
その度に全身麻酔が必要で
もちろん副作用がある(出ない子もいるらしいけど)
ぐったりしているシロ
車が大好きで、いつも外に顔を出してるのに。
シロにこんな思いをさせるのは嫌だ。
でも、治療をしなければもうすぐシロはいなくなってしまう・・・
ここからサル(主人)と私の葛藤が始まった。
※続きはまた今度・・・
とら
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