【
前回のつづき】
夫婦でデトックスを数回にわたって経験できたんだけど
それはただ「朝ごはんを抜いたから」だけじゃないと思う。
意識だとか
感じ方とか
そういうものが自然に変わっていったから。というのが大きいんだと思う。
例えば、朝食を抜いたら
お昼ご飯までは何も食べないことになる。
だから、お昼ご飯に食べる物はできるだけ胃のことを考えたい。
だからってお粥だとかうどんだとかそういうわけじゃなくて
長い時間空腹の後なんだから
胃に負担のかかるような食べ物や食べ方は自然にできなくなるんだよね。
前だったらお昼にパパっとインスタントラーメンで済ましたりだとか
残ったパンやケーキでいいか~みたいにそれだけ食べたり
惣菜のコロッケや焼き鳥なんかをパパっと買って食べたり
二人でランチにガッツリお肉を食べたり
揚物やこってりしたものを食べたりしてたんだよね。
それで良くお腹が痛くなったりしてたっけ。
それでも 胃のことなんて深く考えてなかったんだよね。
でも。
「胃のことを考えよう」
と思ったら自然に
そういうものに手が出なくなってきたんだよね。
二人でランチに行っても
以前気に入っていたガッツリ系は何故か気が進まなくなり
うどんやそば、和食や野菜中心の創作料理
そういうものに心惹かれるようになったんだよね(笑)
いやぁ じじ(ばば)くさい(笑)
だけど、これがまた自然にそういうものを「美味しそう!!」と思えるから不思議。
まるで別人になったように食べ物の好みが変わった。
餃子や揚げ物、甘いものが大好きだったサルが
出汁の臭いを嗅いでお腹がグゥグゥ(笑)
お味噌汁を作ってくれ!と言う。
パンやチョコ、スナック菓子やパスタが好きだった私が
何故だか酒粕や和菓子好きになり
新鮮野菜を買うのが好きになっていく(笑)
まるで胃腸に気持ちがあり
それが「これ食べたい!」って言ってくるような
そんな感じだった。
今まではお風呂に入った後などに
冷たいヨーグルトを食べていたんだけど
それもやめた。
せっかく胃腸が夕食を消化し終えたのに
そこに食べ物を入れるのはかわいそうだよね~。。。って感じで(笑)
何だか胃腸に気を使うような(笑)
初めて声を聞いてあげたような
そんな感覚だった。
すると、胃腸のほうも
「やっと私の声が届いた!」とばかりに
「これが食べたい」
「これは嫌い」
みたいに。
いろんなサインを出してくるようになった。
きっと。
今までも胃腸は何かを訴えていたのに
私がそれを聞こうとしなかったんだろう。
ごめんね。内臓さん・・・(^_^;)
よく考えたら
いっつも私がパクパク口に入れる物を
一生懸命消化してくれてた。
当たり前すぎて
感謝することも忘れてたけど
改めていっぱい感謝と懺悔をした。
だけど気を使うだけのことはある。
疲れやすい体質だったのが
随分改善されてきた。
ああ、普通にしてるだけでしんどかったのが嘘みたい!
本当に内臓って大事なんだと痛感した。
そのうち両親も私たちの話を聞いて
朝食をやめようかなと言い出した。
無理に進める気もなかったし
食べるの大好きな父親ができるはずがないと思っていたから
「やりたければやってみて、無理だったら食べたらいいと思うよ」
と言っておいた。
父は案の定すぐには始めなかったけれど
母は納得したのか朝食を抜き始めた。
数日たって
「身体が楽になって朝からよく動ける!」とメールが届く。
こんな風に家族が健康に向いていく感じを
本当に幸せなことだと思った。
両親にもまだまだ元気でいてもらいたい。
そうでないと困る!!(笑)
久しぶりに両親も揃って話し
みんなが元気そうに大きな声で笑う。
あぁ。
昔は大変だったけど
こんな日が来るなんて・・・
嬉しいなぁ・・・と噛みしめる。
苦しいこと
大変なことがあっても
ちゃんと乗り越えて笑えるんだな。
人間の強さを見た気がした。
話は盛り上がり
みんなでお祝いに(何の?)
上等のステーキを食べに行こう!という話になる。
ん?この状態でステーキ?
と思ったけれど
何だかみんな盛り上がり
そういうのもたまにはいいかなと思った。
普段気を付けてるんだし
随分胃も調子いいし
いいかもしれない♪
こういう流れは大切にしたい。
よ~し。その日までにみんなで体調を整えよう!
という感じでお店を予約した。
そこまでは良かったんだよね。
まさか、あんなことに。。。。
ということで
続きは次回に・・・・(汗)
【つづく】
とら
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