【
前回のつづき】
料理をするのが嫌いだった私が
料理をするのが楽しみになった。
今日はコレを作ろう!
そう思って新しいものにチャレンジしてみる。
今の時代はネットで何でも教えてくれるから有り難い。
今までの食事よりも 少しでもいいから身体に優しいものを。
今までの食事よりも 少しでもいいから素材のいいものを。
そうやって考えて作る。
考えて作る?
何だか今まで考えてなかったかもしれないと思った。
適当にスーパーで
適当に安いものや目についたものを買って
適当にいつもと同じものを買って
適当に作っていたような気がする。
面倒くさくて。
考えるのも
野菜を刻むのも
調理をするのも。
それを「苦手」だと思っていた。
苦手だけれど苦手なりにやっていると思っていた。
「お腹が空くし」
「毎日何か食べないといけないし」
「主婦だし」
そう思っていた。
何が違うんだろう?
ちょっと考えてみた。
「お腹のことを考えて作ること」
「素材を大切に思って作ること」
「サルが喜んでくれる顔を想像して作ること」
そうだ。
それが料理が楽しくなった理由だ。
今までだってサルが喜ぶような料理を作ってきたつもりだった。
それは
ガッツリ食べられるものだったり
ご飯が進むものだったり
サルが好物としてるもの
だけど
サルの「お腹」が喜ぶものはそれとは違うことに気が付いた。
実際「お腹のために作った料理」は本当に美味しくて
意外にもサルは大喜びだった。
「俺、初めて結婚したみたい!」(笑)
「新妻ができたみたいな気分!」
なんて失礼なことを言いつつも嬉しそう。
「何それ~!」
と文句を言う私に
「毎日 今日の夕食が楽しみで!」
・・・という一言に機嫌も直る(笑)
不思議だけれど
「食」というのは生活を変えてくれた。
旦那の胃袋をついに掴んだかもしれない(笑)
それも結婚20年目にして(笑)
【つづく】
とら
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