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バカ夫婦。

とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。

   
カテゴリー「鼻腔内腫瘍(犬)」の記事一覧

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「覚悟」

続き・・・

2010年、新年を迎えて、私達は「覚悟」をした。

先生が10月に「あと2、3ヶ月でしょう」と言ったのだから
それなら1月の後半くらいになる。

「覚悟」といっても、カッコイイもんじゃなく
シロの出血が増えたらすぐにオロオロしていた。

シロのくしゃみで目が覚め、夢にはいつもシロが出てきた。

少し神経質になっているのかもしれない。

でも、脳に転移したら、数日で命をなくすかもしれないシロのことを思うと
頭と心の中はシロでいっぱいになった。

目が見えなくなるのか
鼻が利かなくなるのか
記憶がなくなるのか
性格が変わるのか
食べられなくなるのか
眠れなくなるのか
息ができなくなるのか

転移する場所によって症状は違うらしい。


実際出血は増えた。

しっぽで鼻を押さえて寝ているシロ。
そのしっぽは血で真っ赤だった。

寝床にも、壁にも血がいっぱい付くようになった。

どうなる・・・??
正直怖い。


でも、そんな心配はよそにシロの食欲は相変わらずで
鼻血で赤くなった鼻をすりよせて
ひざにあごを乗せてくる。

「おかし頂戴♪」
目はキラキラしている。

散歩も大好きで、力いっぱい歩く。
北風の日も
雪の日も

ぐいぐいと引っ張って
「行こうよ 行こうよ♪」
シロは元気だった。

いつの間にか「その日」は過ぎた。

これからは、もらった命だと思うことにした。

神様、ありがとう・・・・!!


シロ本人は、余命なんて知る由もなく
「鼻腔内腫瘍」だなんて病名も知らない。

「なんで鼻血が出るんだろう?」
申し訳なさそうに、寝床に着いた血を舐める。

その姿が けなげで、涙が溢れた。


鼻血以外はまったく問題なく、どう見ても健康な犬だった。

癌だけど、きっとシロは健康だと思った。

ツヤツヤの白い毛
しっかりした筋肉
生命観溢れる目
力強い走り

どれをとっても癌患者どころか、老犬にも見えなかった。

実際、散歩をしていると
「2,3歳?」とか「5歳くらい?」と聞かれる(笑)

10歳近くもサバがよめるなんてシロは凄い(羨ましい)

そんな風に元気でいてくれることが本当に有難いと思った。

このまま寿命まで生きてくれるかもしれない・・・

サルと私はそんなふうに、思い始めていた。

続く・・・・


とら

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シロと迎えた新年

前回の続き・・・

それからのシロはもしかして今までで、一番幸せかもしれない。

休みはできるだけ大好きな車に乗せて
いろんなところに出かけた。

時々、苦しそうにするけれど、シロはそれでも
窓から顔を出して、目をキラキラさせていた。

病院の先生に車であちこちに連れて行ってもいいかと聞くと
「本人が喜ぶなら」と言ってくれた。


薬のおかげか鼻血も減ってきた。
でも、時々薬で胃が荒れて、吐くこともあった。

それでも食欲は驚くほどあって、私達が何か食べていると
必死で「おすわり」をして

「いい子にしてるでしょ?だから頂戴」
というようなメッセージを送ってくる。

それが本当にけなげでかわいくて
今まであげなかったものも、思わずあげてしまう。

どうせなら、美味しいものいっぱい食べて。
せっかく生まれてきたんだから。


シロにしてみると、私達が前より遊んでくれる。
前よりおやつをくれる。
前より撫でてくれる。

きっと幸せに違いない。


鼻が詰まってシュ~っという音をたてる。
ブーブーといびきをかく。

それはすべて腫瘍があるせいなんだけど
今はそれも愛おしい。

「シロは生きている」

そして12月になった。
シロが初めて鼻血を出してから3ヶ月。

一緒に年を越せないかと思っていた。

でも、シロは元気に新年を迎えた。(2010年)

シロと一緒に年越しそばを食べた。

シロが生きていること、サル(主人)が生きていること、
そして私が生きていることに感謝ができた。

来年もシロと一緒にいられますように・・・・!
でも、シロが休みたくなったら無理しなくていいんだよ。

そう思った。


優しいシロのことだから、私のことを心配で
無理してしまうかもしれない。

しんどいのに、休みたいのに我慢してしまうかもしれない。

だから、私も強くならなきゃ・・・・。


2010年はきっとシロと「さよなら」しなきゃいけないはずだから。


サルと私は「覚悟」をした。


またまた続く。


とら

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ワクワク治療

最近シロの話題ばかりになってる。

前回の続き・・・・

サルと私が決めた最高の治療。

それはシロをワクワクさせること。

早速休みの日にシロの大好きな車に乗せる。

おおはしゃぎのシロ。


久しぶりの車。嬉しそうなシロ。

そして、広い場所で車を停めて、シロを走らせる。

がん患者とは思えないくらい、力いっぱい走るシロ・・・・!!
耳を後ろにし、嬉しそうに駆け寄ってくる。

それを見ているサルも私も本当に幸せで

シロが元気に走ってくれることで、こんなに幸せな気持ちになるなら
病気だって悪いことだけじゃなかったって正直思った。


もちろんシロは大満足。

シロは自分の余命が後少しなんて知らない。
シロは先のことを心配したり、怯えたりしない。
もちろん、過去のことを悔やんだりもしない。

シロはいつだって「今」が一番。
「今」が嬉しいことが、「今」が楽しいことが一番。

サルと私はシロといっぱいいっぱい写真を撮った。
病院で怯えていたシロとは違い
キラキラ輝いていた。

そうだ。
私はそんなシロを覚えていたい。

ふわふわの白い毛。
丸くキラキラした目。
力強い走り。
12歳になったというのに
シロは子犬みたいに力がみなぎっている・・・!

シロにありがとうと思った。
こんなにも輝く命を見せてくれて。

もし、腫瘍が見つからなかったら
こんな気持ちになっただろうか。

もちろん、腫瘍なんてないほうがいいに決まってるけど・・・
大事なことに気付くのはいつだって・・・・何かが起こってからなんだ。



シロのその頃(11月)の症状は、鼻血とくしゃみ、そして時々呼吸が苦しそうにしていた。

病院からの薬は、止血剤と消炎剤のみ。

そして10月から飲み始めている人間用のサプリ。
結構高価なものだけど、信頼できるものをと思った。


症状は出ていたけれど、シロは元気で、食欲旺盛!!
散歩も以前と変わらず大好きで、便の調子も以前よりいいくらいだ。(これはサプリ効果かも(笑))

鼻血が出ていなかったら誰も病気だなんて信じないだろう。


どこか痛くないのかな?
しんどくないのかな?

何にも答えてくれないシロ。

先が長くないと思うと、ついつい甘やかしてしまう(笑)
それに味をしめたのか、今までよりも少しワガママになるシロ。

でも、思いっきり甘えていい。
好きなだけ甘えていい。

一生分の愛を・・・・!!


またまたつづきは次回に・・・・

とら

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葛藤と決意

またまた前回の続き。。。

シロの治療での葛藤が始まった。

シロはどうしたいんだろう?

私達はどうしたいんだろう?


10月終わりに病理検査の結果が届いた。

「鼻腔内腺癌」という「悪性腫瘍」とのことだった。


治療法は「放射線治療」

そのなかでも「積極的治療」だと週に3~5回放射線で治療するとのこと。

毎回全身麻酔が必要だからこれは相当の負担だ。
もちろん金銭的にもかなり大きい。(50万くらい・・)

この治療の目的は「腫瘍そのものを小さくすること」

でも、目標となる生存期間は1,2年とのこと。

それに伴うリスクはシロの身体の負担だ。

サルと私は迷った。

シロの身体に負担をかけて、後1,2年長生きすることって・・・どうなんだろう???

シロははたして長生きがしたいんだろうか?

もちろん、私達はシロが長生きして欲しいけれど・・・
それは元気に嬉しそうに走り回っているシロだからであって・・・・ここで考えが止まる。


それから「緩和的治療」というのは
時々放射線の治療をする方法で(数週間に一回くらい)
出血や痛みなどを緩和してくれるというもの。

原則として生存期間の延長は期待できないとのこと。
こちらも結構な費用がかかる(30万くらい)


そして、「対症療法」という
麻酔の危険を冒さず、お家でのんびり過ごさせてあげるという方法。

お薬を出してくれて、症状を緩和しながら、最期のときまで一緒に生活ができる。


シロの飼い主として、どれを選べばいいか・・
少しずつ、私達の気持ちは決まってきた。


まず、放射線治療で、半数の犬で約1年の延命があったということ。
これは1年の延命の確率が50%ということになる。

そして、放射線治療により腫瘍細胞がすべてなくなるということはないとのこと。

麻酔や放射線により、副作用等の体調不良が考えられること。


確実に腫瘍がなくならないのだとしたら
シロは腫瘍と共存していくということになる。

だったら、シロに抵抗力をつけてあげたい。
癌が負けるくらいの免疫を・・・

延命が確実じゃないのなら
残りの時間を喜ばせてあげたい。

車に乗るのが大好きなシロ。
車に乗って行く先は「怖いところ」じゃなく「楽しいところ」にしてあげたい。

シロの中に出来た癌細胞。
それもきっとシロの一部。
ちょっと悪さをしているけれど
シロがワクワクしていたら、きっと大人しくなってくれるかもしれない。

サルと私が出した結論は
「対症療法」だった。

間違ってるかもしれない。
でも正しい答えは「私達家族とシロが幸せで楽しくあること」
そう思うことにした。

シロが好きなことは

散歩
ごはん
おやつ
二人の笑顔
二人が撫でてくれること
車に乗って楽しいところに出かけること

後、2,3ヶ月の命だというのなら
そんな時間ばかりをシロにあげたい・・・!!

思えば、いつのまにか車に乗せてあげてなかった。
いつも「いい子」をいいことに 撫でる回数も減っていたかもしれない。
スナック菓子も身体に悪いからって我慢だったし

やってあげたいことはいっぱいいっぱいある。

心が決まったらスッキリした。
シロのために時間を使おう・・・・!

そうして癌との共存が始まった。

またまた次回に・・・・

とら

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シロ「癌の告知」

前回の続き。。。

「やっぱり癌でした」先生が言った。

治療は放射線治療しかないとのこと

それでも完治することはないということ

進行を遅らせることがあるけれど、保証はないということ
(可能性は50%)


「何もしなかったらシロはどれくらい生きるんですか・・・?」
精一杯泣くのをこらえて聞くと

「何もしなければおそらく2~3ヶ月でしょう」


何も聞こえなくなる・・・
そんなことが本当にあるんだと思った。

薬の話とか先生がいろいろしてくれているのに
何にも頭に入ってこない。

本当のショックってこんな風になるんだと思った。


とりあえず、炎症を抑える薬をもらって
病理検査の結果を待って、治療をどうするか決めるということになった。

麻酔からさめたシロはフラフラとしていて
検査のために鼻の細胞をとったので、鼻血がいっぱい出ていた。
その姿を見たとたん
こらえていた涙がいっぱい出てきた。

どうして?
どうしてシロが?

何よりもシロが後数ヶ月でいなくなることが
本当に本当に信じられなくて
悪い夢でも見ているようだった。

検査で怖い思いをしたシロは
なんだかぐったりしていて
それがよけいに悲しかった。

放射線治療は週に2、3回だという。
その度に全身麻酔が必要で
もちろん副作用がある(出ない子もいるらしいけど)

ぐったりしているシロ
車が大好きで、いつも外に顔を出してるのに。
シロにこんな思いをさせるのは嫌だ。


でも、治療をしなければもうすぐシロはいなくなってしまう・・・

ここからサル(主人)と私の葛藤が始まった。

※続きはまた今度・・・

とら

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シロの病気「発見当時」

実は、愛犬のシロは鼻腔内腫瘍という腺癌・・・。
去年の9月、初めての鼻血があった。

今思えば夏終わりくらいからくしゃみが多かった。
鼻水もズルズルって感じで
「風邪かな?」
って思ってた。

でも、明らかに鼻血はおかしい!!!(>_<")
それも左側だけだった。

ネットで調べてみると嫌な言葉が目に入った・・・
「鼻の癌」
「進行が早い」
「悪性が多い」


一瞬頭の中が真っ白に。
元気すぎるくらい元気なのに・・・
「まさか」って思った。

翌日、急いでかかりつけの病院に行って、とりあえず鼻炎の薬をもらう。

一ヵ月後、鼻血が止まらないからもういちど病院に。

「シロの場合、年齢も年齢なので、大きな病院で検査をしたほうがいいでしょう」
とのこと
シロは12歳を迎える前だった。

鼻炎じゃないって言われた気がした。
信じたくないけどきっと「癌」だって直感した。
その後、サル(主人)と泣いた。


紹介してもらった大きな病院に電話をした。
CTをとって検査をするだけでも10万くらいするって。
検査で10万だったら、治療はどうなるんだろう・・・・
正直不安になった。

大好きなシロ。
もし、治るならやれる限りのことをやってあげたい。
でも、苦しめるなら・・・・
ものすごく悩んだ。

そのころから、抗酸化のサプリを始める。(人間用を子供の量で)
やれることはやってあげたい。
人間用っていうのが犬にはどうなんだろう?って思ったけど
調子が良くなったので続けることにした。


検査には全身麻酔が必要。
シロは病院が嫌いだ。(好きな犬はなかなかいないと思うけど)

サルと何度も話し合った。

そして思ったことは
とにかく、シロの身体に何が起きているのか知りたい!!ってこと。

癌なのか、違うのか、癌だったらどれくらい進行してるのか、
そして・・・余命は?
何もわからないことが苦しかった。
「希望を持っていい」って証明したかった。

そして10月下旬。
大きな病院で検査を受けた。

検査当日、珍しく怖がって嫌がって
先生だけじゃ、抑えきれなくなってサルが変わりにシロを押さえた。
シロは興奮してサルの手を噛んでしまった。

シロ自身気付いていないようだった。
気が強い犬だけど飼い主を噛んだことは一度もなかった。

サルの手から少し血が出た。
サルもショックを受けたようだった。

キズは浅かったけれど
何よりも、シロにそれほど怖い思いをさせたことに
サルはショックを受けたようだった。

検査が終わり結果を聞いた。

CT画像では、鼻の片側が腫瘍で埋まっていた。
やっぱり恐れていた結果だった。

・・・長くなったので続きは次回に・・・!

とら
 


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自己紹介:
とらちゃん♀&サル♂です。
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嬉しいことや 悲しいこと
 
いろんなことに日々向き合って
結局は「楽しく」生きていきたいな。

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