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バカ夫婦。

とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。

   
カテゴリー「人生の冒険」の記事一覧

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人生の冒険~恋人同士みたいな時間

前回のつづき】

4か月ぶりに再会した私たち夫婦。

そりゃもう毎日が信じられないくらい幸せだった。

もちろん、用事がいっぱいあったから 二人でいられるのは夕方から夜だけ。


だけど、向かい合って しゃべりながら食べる食事がこんなにおいしかったなんて。

車で走りながら二人で話をすることがこんなに楽しかったなんて。

 

食べるものなんて何でもよかった。


行く場所だってどこでもよかった。


こんな思いを体験できた私は幸せなんだと思う。


これが今の私たちの原点かもしれない。


これも不仲時期があったからなんだな。
人生何が良しとなるかわからないから不思議。


だから、「今」が大変でも辛くても
この後の幸せに繋がっているんだって今も思える。


 

 

毎日手伝いや用事がいっぱいあって朝が早いのに
眠るのがもったいなくて
夜中まで二人話し込んでいた。


後数日したらまた離れ離れの生活になる。


そんな限られた時間が愛おしくて。


まるで 滅多に会えない恋人同士みたい。


そう思ってまた二人で笑った。

 

そんな幸せな時間にも終わりがやってくる。

 

サルは空港に 私は勉強のために初めての町に。

反対の方向の電車に乗る。


お互いに手を振り
お互いの姿が小さくなっていく・・・

 

でも 寂しいなんて言っていられない。


気持ちを切り換えていかなければ サルに申し訳ない。
そう思って 前を向いた。


だけど初めての町での勉強を終えた私は


なんだかプッツリと糸が切れたようになった。


サルとの楽しかった一週間とのギャップがあまりにも激しくて

実家でも落ち着かないことが続いていたから居場所もなくて


また・・・・手を出してしまった(笑)


ずっとやめていたパチスロに・・・・・!!!(爆)


そっちか~~~!!!(笑)


いやぁ 一人でできることなんてたかがしれてるのかもしれない(汗)


まぁもちろん すぐにやめたけれど。


何をしに 遠くまで来ているか ちゃんと自覚はしていたんだから。


また、勉強の毎日が始まった。


とにかく入れられるだけの気合いを入れた。



【つづく】


とら

 

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人生の冒険~ドキドキの再会

前回のつづき】

あの頃のサルと私は 離れていたからこそ あんなに頑張れたような気がする。


一人でいると、焦りや不安も出てくる。


それを打ち消していたのだろうか。


サルはサルで、私は私で毎日必死だった。



私は今までサルにどれだけ頼っていたか 思い知らされていた。


一人で何かをするというのは 本当に勇気がいる。


そして 怖い・・・


だけど、頑張りたい。


強くなりたい。




サルもまた 一人で頑張っていた。


今思うと お互いバカみたいなことばかりやっていた気がするけど
無駄だったことはやっぱり何一つなく
今の私たちを支えてくれている。




株の成績はまぁまぁだったと思う。


ただ、持っている間の精神的な疲れにはまだまだ慣れなかった。


下がったら 落ち込んだり イライラしたりしたし
上がったら 最高の気分だった。



そんなとき、身内の法事ができて サルが本土に帰ってくることになった。


4か月ぶりの再会・・・・


まさか 会えるとは思っていなかったから 本当に嬉しくて


一緒に何を食べよう?
どこに行こう?
どんなことを話そう?
どんな顔をしよう?


ワクワクしながら考えた。


季節は夏。
キラキラとした晴れた日だった。



駅まで車で迎えに行った私の目に
日に焼けて スラっとしたサルの姿が見えた。


え??びっくり。
4カ月の間に随分スマートになっていた。


「久しぶり」

痩せたサルがそうさせているのか
久しぶりだからなのか

お互い何だか照れ臭くて
顔をなかなか見れなかった。


結婚して10年の夫婦でも そんな風に思えるんだなって

おかしくなって 私は心の中で 笑った。


そして 嬉しかった。


サルがそこにいることが
再会して ドキドキしていることが


これだけでも 離れてみた価値があった気がした(笑)


だって、 こういう気持ちって もう味わえないと思っていたから(笑)


【つづく】


とら

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人生の冒険~一人の生活

前回のつづき】

サルとシロを残して 一人飛行機に乗った。

タクシー 高速バス 飛行機 バス 電車・・・・

と長旅だったけど 気合いは十分だった。



季節は春。
だけど、沖縄から比べるとまだまだ寒かった。


8か月の実家暮らし。
・・・といっても、使っていない離れを借りての生活なので
実際は一人暮らし。


必要なものを揃えて 何だか新生活(笑)


新しいノートパソコンを買って 株の取り引きもした。


サルとは毎日IP電話で話をした。


当時はまだスカイプなんてのもなかったし
顔は見えなかったから 
声の調子で サルがどんな顔をしているかなって思いながら話していた。



学校のことや サルの向こうでのこと シロのこと
話は尽きなかった。


一人の時間は本当にゆっくりしていて
読書をしたり、パソコンをしたり 自由に過ごしていた。


何だか独身気分(笑)


たしかに、これも悪くない(笑)


だけど、嬉しいことがあったとき
楽しいことがあったとき
おいしいものを食べたとき

横にサルがいないことがもったいなく思えた。


二人ってやっぱりいいんだな。


サルの顔を見ながら バーガーを食べる。
そんな 小さなことが
とても とても 愛おしくて
とても とても 素晴らしいことの気がした。


だけど、 だからこそ
頑張って学んで帰りたい。

そう思っていた。


ありったけの知識を頭に叩き込んだ。


分厚い本も たくさん読んだ。


脳みそをいっぱい動かして いっぱい考えた。



きっと、この努力が 実になるんだと信じて。。。。


【つづく】


とら

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人生の冒険~挑戦の毎日

前回のつづき】

一度勝って味をしめたバカ夫婦は あれこれ買っては売ってを繰り返した。

きっと投資をした誰もが味わうことだろうけれど
買ったものが下がると 本当に何ともいえずブルーになる。

当然といえば当然だよね。


だってダイレクトに目の前で価値が下がって お金が減るんだから・・・・


それは本当に胃の中がギュウ~~~ってなるようなストレスだった。



そんなブルーを吹き飛ばそうと いろんなことを勉強した。


もっと 近づける方法はないか?
もっと 何かできないか??


近づくってどこに??


わかってるようでわかっていなかったのかもしれない。


だけど、とにかく必死だった。


できそうなものは次々とやってみた。


新しいことをいっぱい探して 必死に本を読んだ。



どこに向かいたかったのか・・・??


きっと、その時の私たちには光が見えていたんだと思う。
ううん、見たかったんだと思う。


あれほどのエネルギーはどこから出てきていたんだろう。


沖縄のゆっくりと流れる時間の中で
明らかに私たちだけは 生き急いでいた。



そして株取引をしながら 以前特許申請したものを売りこもうと
企画書を作り始めた。


これもまた すごい集中力で あっという間に仕上がった。


それを思い当たる会社に送り


私は あの夏に決めた 「学びたいこと」のために
一人本土に帰った。



期間は8か月。


そんなに長い間 サルとシロと離れるなんて・・・・


でも、だからこそ
行かせてくれたサルの気持ちに応えられるよう 頑張ろうと思った。


無茶なことだってわかっている。


だけど、一度きりの人生
思いっきり学びたいことを学んでみたかった。


自分を思いっきり鍛えてみたかった。


【つづく】


とら

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株、初めての利益

久しぶりですが【前回のつづき】



始めて買った株。
それもニュースを騒がせている会社の銘柄の株。

その株は祈りも空しく下がっていた。



そんな中、生活を見直し、家計を圧迫していた車のうち一台を手放すことにした。



沖縄に一緒に来た 思い出深い車だった。


沖縄に着いた日、私たちを港で待ってくれていた車だった。


寂しいけれど これもこの先のため ・・・と心は晴れやかだった。



綺麗な東シナ海を見ながら、二人で今後のことを話した。


何も変わっていなかったけれど、どんどん世界が変わっているような感覚だった。


そう。。。ほんとに感覚だけだったんだけど(笑)





ある日、友人の結婚式に夫婦で出席した。


その時に名刺をもらったんだけれど
何だかそれがとてもかっこよく思えた。


「私はこういうものです」


と人に伝えられる。



それってすごく眩しいもののような気がした。



私は何者なんだろう?

人に胸張って言えることなんて何もなかった。


「何者かになりたい」

私は強くそう思っていった。



そして株を買って10日後。


ついに 狙っていた金額で約定した。



手数料を払ったので少しの利益だったけれど
それでも、初めて投資で手に入れたお金だった。


祈りが通じたのか?(んなわけない)
連日下がっていたものが、急に上がったのだ。


おぉ神様!(神様も関係ない)

よぉ~~し!ここから頑張るぞ!!


バカ夫婦には十分火が付いた。


四季報を買い、チャートや分析に必死になる毎日が始まった。



【つづく】


とら

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人生の冒険~初めての株

前回のつづき】

株式投資というと とにかく怖いイメージだった。

株というのがあるのは知っていたけれど

聞いたことがある話と言えば 株で大損をしたとか
株で借金を作ったとか


何だか 恐ろしく 自分には遠い話のように思っていた。


だけど、新しい世界に足を踏み入れたわけだから
とにかく なんでもやってみようと思っていた。


証券会社の資料を請求しながら 本やDVDでの勉強が始まった。


口座を開き 銀行口座を新しく作り 毎日少しずつ準備をしていた。


当時はそんな準備だけでも 何だかすごいことのような気がしていた。


見たこともない難しそうな会社から 郵便が届く。


ただそれだけで 随分エラくなったような そんな気分だったのを覚えている。




チャートだとか ローソク足だとか
見たこともないものを見て


今まで気にすることもなかった経済のニュースなんかを気にしたりした。


準備だけでも 実際にやってみると
思っていたよりも大変で
面倒で わからないことが多い。


だけど、知らないことがたしかに世界にはあって
それを知らないままでいるよりも
知っていくことが嬉しくて 
大変なことも楽しく思えた。


今までどれほど頭を使っていなかったんだろう・・・
そう痛感するほど 脳みそをフル回転させていた。



そしてついに 人生初の株式投資が始まった。



忘れもしない あれは 当時テレビを賑わせていた会社の株だった。


大きなニュースのあくる日で
「買いだ!」なんて思って(笑)


慣れない操作に必死になりながら
市場が動く前に買い注文を出した。


「寄り付きって何?」
「成り行き?指値?なんじゃそりゃ?」


「え~い!よくわからんけど買ってみるでぇ~~!!」


・・・とこんな感じで

寄り付きの成り行き(笑)で話題の株を買った・・・・・・・・

・・・・途端



下がり始めた~~~



そのときのことは今も忘れられない。


心臓の音が耳元で聞こえるかと思った。


変な汗が出て 胸が締め付けられるような気持ちで

私は初めて味わった。


本当の恐怖を・・・・(笑)



自分のお金の価値が 今そこで ドンドン下がっている・・・


「やめておけばよかった・・・・」

正直 そう思った。


だけど、リセットもキャンセルもできない
時間を戻すこともできない
もしやめるなら
損を出して売るしかない。


そんな勇気はどこにもなかった。




それに とにかく始まった。


もう後戻りはできない・・・・



その日はずっとチャートと板を見ていた。


「上がれ!上がれ!」と祈りながら(笑)



【つづく】


とら

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人生の冒険~出願

前回のつづき】

記念すべき(?)出願の日がやってきた。

何度も何度も書類を見直し 修正し ついにその時間がやってきた。

出願自体は案外あっさりとしていて どんなことをしたのか思い出せないほど。


でも、私とサルにとっては 希望で心がワクワクしていた。


何かが飛び出しそうだった。


「ついにやった!!!」


嬉しくて 嬉しくて 二人でかなり盛り上がっていた。


飛び上がりたいほど嬉しいことって 人生に何度あるだろうか。


何かが変わる。そう信じていた。



興奮した二人は その夜 なかなか眠れなかった。


次の日も、出した書類が気になって
こうしたほうが良かったかも・・・とああだこうだ考えて またまた眠れなかった。


そして風邪をひいた(笑)



やっぱりバカだなと今も思う。



だけど、あの時は本当にどこかに行ける一歩を踏み出したと確信していた。



実際、そうだったのかもしれない。



でも、その時点では 特許出願くらいでは何も変わらないのが現状だった。



でも、それからの私たちはとにかく必死でいろいろなことを学んだ。


なけなしのお金を使って いろいろなものを買って 貪欲に知識を増やした。



あのガッツは本当にどこから来ていたのか。


新しい知識はどれも 本当に世界がひっくり返るようなことが多く


それを学ぶのがとにかく楽しかった。


自分が変わっていく・・・そう実感した。


常識が常識じゃなくなって
大切だったことが大切じゃなくなって
どうでもいいと思っていたことがすごいことで


知らない・・・ということがどんなに怖いことなのかを痛感した。



そして・・・


特許出願から数日後


また新しいことをやってみることにした。


それは 株式投資というやつだった。


【つづく】


とら

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人生の冒険~特許

前回のつづき】

本を読み終えたばかりの私たちは 毎日がワクワクしていた。

サルは例の『発明』の特許について調べ
書類作成の日々が始まった。

本気で特許出願をすることになったのだった。


「トッキョ?」
「シュツガン?」
「ヨノウ?」


その日から難しい言葉が家の中を飛び交った。


特許書類というのは とにかく言葉が難しい。


商品の名前が決まっているわけじゃないから 言葉でそのモノを表現する。

どんな形状のもので、何を有していて 何にどのように使うか・・・


見たらわかるだろ!!と言いたくなるけれど
よく似た商品があってはいけないし
マネされてもいけない。


何もかも初めてのことで、とにかく時間がかかる・・・


一日がこんなに短かったんだとその時に初めて思った。


難しい言葉に加え 図面というのも書かないといけない。


絵を書く~~~?
いったいどうやって???




毎日毎日 書類と戦う日々。


できれば『弁理士』というものに頼みたかったけれど
貧乏な私たちには 自分でやるしか選択肢がなかった。



「特許出願の方法」みたいな本を買って
それを見ながら 発明協会に質問をしながら
一歩一歩・・・・・


今思えば よくあんなことをしたなと思う。


それほど、夢と希望に溢れていたんだな。


そして、無知だったんだと思う。


だけど 無知だったおかげで あんな経験もできた。



人生に一度は特許出願というのをやってみるのもいい(笑)


何かを作り上げる喜び
必死になるということ


なんだか日常にはいつのまにかなかったことだったから・・・。


とにかく楽しかった。



そして 記念すべき 出願の日がやってきた。


【つづく】


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人生の冒険~一冊の本

前回のつづき】 

びっくりすることに 分厚い本を サルは一日で読み終えた。

サルはかなり感動したらしく
興奮して それについて話し出した。


その本の名前はあえて書かないけれど
当時ベストセラーになった成功本だ。


きっとたくさんの人がそれを
いろいろな思いで読んだと思う。


今までは『成功』なんて言葉も自分には関係なかった。
そんな世界があることも
もしかしたら自分が行けるかもしれないことも知らなかった。



だけど、目の前に「一緒にやってみよう」と現れた。



世界が変わる・・・
そんな気がした。


嬉しくてワクワクする気持ちと同時に怖いとも思った。


その本に書かれていることは
今までの人生をかなり否定するものだったから。


その本はこう言っていた。


「さぁ、今までの人生を捨てて 新しい世界に踏み出そう」


『その覚悟はあるか?』


私は自問自答した。


守るほど大した日常でもない。


もし、もっと素敵になるなら 進んでみたい・・・・!!


だけど、何だか取り返しのつかないことのような気がして
ただ 怖かった。


人は 日常を変えるのが怖い。
だって、もっと悪くなるかもしれないし
失敗するかもしれない。


だから、わかっている今のほうが安心だし・・・・

まずメンドクサイ・・・・



そんな風に思う自分がいた。


だけど・・・・


大きな力が背中を押す。


せっかく生まれてきたんだから・・・ と
自分の中の何かが叫ぶ。



「新しい世界に足を踏み入れるか?」


二人で散々話した結果
やってみることにした。


決断したからって何かがすぐ変わるわけじゃない。


今思えば 大したことでもない。


だけど、その時は 期待と恐怖でドキドキしていた。



いつのまにか 少し前まで不仲だったことも忘れていた。



二人三脚の日々が始まる・・・・・!!


【つづく】


とら



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人生の冒険~発明?

前回のつづき】


私たちは あいかわらずバカみたいに 買い物デートにハマっていた。

ある朝、サルが何だか興奮して
「すごい発明をした!!」と騒いでいた。


バイトに向かおうとしている私に、一生懸命説明するサル。


どうやら、最近買った服を着るためのアイデアのようだった。


見せてもらうと


ふんふん。なかなかよくできている。


冗談で「特許取れるんじゃない?」とか言いながら私はバイトに行く。


この日がまたまた運命の転換日になろうとはその時はまったく思わなかった。


ただ、最近の楽しさで、何をやっても楽しい気分だったので
それがただ 幸せで

心がオープンになっているのかもしれなかった。




バイトから帰ると サルは試供品を作っていて
まだ興奮は冷めていなかった。


「まだやってるの?」と言って笑いながら
それでも、なんだかスゴイことのような気がしていた。



そして、次の二人の休みには特許庁の発明協会に足を踏み入れる・・・。


自分たちのバカさには今更ながらあきれるけれど
その時は かなり緊張していたのを覚えている。


昨日まで知らなかった世界に一歩入った気がした。


怖いような 居心地の悪いような・・・


だけど、たしかにそこにいつもあった。

今までは そこが何の施設かも知らなかった。


知らないから 知らなかった。
知ると、そこは 知っている場所になる。


そうやっていつも 冒険は始まる。



その施設を出た後

ふぅぅぅ~~~と二人で深呼吸をした。


張りつめていた自分から力が抜ける気がした。


新しい世界があるんだなと思ったとたん
一冊の本を思い出した。


それは、サルと「別居もどき」をしていたときに
父が貸してくれた 「ズレた本」だった。



私はなぜか興奮して 鳥肌が立った。


必死で説明するも、サルには伝わらず 
そのまま本屋に行くことにした。


そこそこ売れている本らしく、堂堂とそこに売られていた。


興奮しながら説明する私に サルは「買ってみよう」と言った。


え???と驚く私。


というのも、今までのサルは本を読んで学ぶタイプじゃなかった。


ましてや、かなり分厚いソレは、どう見てもサルが読むものじゃない・・・


だけど、この流れを大事にしたかったので それを買うことにした。


この一冊が これからとんでもない人生に発展していくとは知らず ・・・・・


【つづく】


とら


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プロフィール

HN:
とらちゃん&サル
性別:
非公開
自己紹介:
とらちゃん♀&サル♂です。
旅にバイク 人生を楽しく生きることをやめずにいるバカ夫婦。

出会いや別れ 失敗や成功
嬉しいことや 悲しいこと
 
いろんなことに日々向き合って
結局は「楽しく」生きていきたいな。

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とら&サル
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