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バカ夫婦。

とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。

   
カテゴリー「鼻腔内腫瘍(犬)」の記事一覧

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シロ似 ストラップ♪

シロがいなくなって 随分月日が流れた。


毎日毎日思い出すことはなくなってきたけれど

サルとの会話の中で 少しでもシロを思い出すきっかけがあると

そこからシロの話に花が咲く。



涙が出てくることも多いけれど

サルと笑ってシロの話ができる 時の流れに感謝したい。


時間はいろいろな気持ちを癒してくれる。

チクタクチクタクと流れていく いろんな気持ちとともに。




今、幸せであることが きっと一番シロが喜んでくれることかもしれない。



シロはいつだって 私を幸せな気持ちにさせてくれたから。



この間、伊勢のおかげ横丁で シロに似たストラップを見つけた。


Photo.jpg





















「おかげ犬」というキャラクターで
病気の飼い主の代わりに お伊勢参り(おかげ参り)をしたと言われている犬だそう。



ソフトバンクのお父さん以外で 
シロに似たグッズに初めて出会った私は


早速 アクセサリーのペットフードとともに 購入。


何だか シロがお守りになって 帰ってきてくれた気がした。


これからも きっと私を守ってくれると思う。




こうやって、いつまでもシロの面影を探してしまう 私。


そりゃそうだ。


いつまでも 愛しているんだから。



とら


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シロ 一周忌

シロが旅立って一年が経った。

シロの命日には サルと二人 シロの思い出のビデオを見て
笑ったり 懐かしがったり 涙したりして シロを偲んだ。


シロの毛並や表情、鳴き声 すべてが愛おしくて
今すぐ触りたくて たまらなかったけど


こうやって、シロのことを思い出せることに感謝をした。


シロは今でも私たちの心の中にいる。


今でも愛がいっぱい溢れてる。


そして今思うのは


「今」「これから」を大切に 幸せに生きていきたいということ。


シロがくれた「これから」の時間。


シロがいたらできなかったことを やれてきていると思う。


そしてこれからもそうしたいと思う。


シロはきっと私たちの幸せを願ってくれてるはずだから。



家で待ってくれているシロはいないけれど


シロに寂しい思いをさせずに済む今は
きっとシロからのプレゼント。


シロのおかげで 「新しい人生」に会えた。


こうやって、これからも シロからのプレゼントを無駄にせずに
サルと生きていきたい。




それから、とても嬉しかったこと。

シロのお墓に綺麗な菊の花が咲いていた。

「ボクを見て」
とばかりに

キラキラと輝いていた。


シロの命が 大自然と一緒になって
こんなにきれいな花を咲かせたんだ。


こんな素敵なことがあるんだなって思った。


命はきっと繋がっているんだ。




シロがいない今はやっぱりまだ寂しいと思うことがある。


だけど、だからこそ
今、サルが生きていてくれることに感謝だなと思う。


いつかは終わるってこと
シロが教えてくれたから。


もちろん、わかっていたことだけど
シロがリアルに感じさせてくれた。


だからね。


私は 今を大切にして
その今を繋げていきたいと思う。


シロ、これからも 私たちを見守っていてね。

愛をこめて。


とら

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シロへの気持ち

シロがいなくなって 10か月。

少しずつ 瞼の裏側のシロがいなくなってきた。


いつも いつも そこここに見えていたシロの面影。

時の流れとともに 

今は シロがいないほうが 当たりまえで。


何だか寂しいと思いながら

こうやって 人は 悲しみから癒されていくんだなと思う。



でも。

シロを思い出すと すぐに心がいっぱいになる。


これが 変わることのない 愛情なんだなと思う。


愛犬を亡くしたすべての飼い主が きっと感じるだろう。


暖かくて 恋しい この気持ち。

優しくて 愛おしい この気持ち。


とら


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ねぇ、シロ。

シロがいなくなって半年。
今でも辛いことがあったとき シロの名前を呼んでしまう。

シロに似た子を見ると 何度も 何度も降り返ってしまう。


家の中にシロがいないことが
少しずつ当たり前に感じるけれど


本当に この世から いなくなってしまったことが
まだ どこかで認められないような そんな自分がいる。


どうしてシロはいないんだろう・・・
わかってるのに そう感じることがある。


死ってそういうのなんだ。



いつか私にも訪れるもの。


ついつい忘れがちだけど
いつかは 自分がこの世から姿を消す。


それは逃れようのない事実。


だからやっぱり 命はちゃんと使わなきゃね。



ねぇ、シロ。

シロがいなくなってからの私は
前よりも 頑張れてるかな。


シロが癒してくれないから
時々 疲れがたまるけれど 
前を向いて歩いていけてるよね。


少しずつ いろんなことが変化しているけれど

私もサルも シロの話しょっちゅうしてるよ。

楽しい思い出 いっぱいありがとう。

シロのこと 笑顔で話せる今日にありがとう。


とら

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黄泉の国?

毎月書いているのだけれど
シロがいなくなって5ヶ月が経った。


よく、四十九日までは その辺りにいるとか
気配や匂いがするとか そんなことを耳にするけど

シロの場合も不思議なことがいろいろあった。


シロがいなくなって数日が過ぎた頃
シロのいない現実が辛くて なんだか身体もだるくて
おまけにとても冷え込む日だったから

サルが出勤した後 もう一度布団に入って二度寝をしていた。


すると夢を見ていた。

だれかのお葬式だった。
親戚が集まっているんだけど、私の顔見知りは誰もいない。


黒い服の人たち。
なんだかとても身体がだるくて 頭も痛くて

とにかく横になりたくて

「2階でちょっと休んでくるね」
その辺の人に行って 私は階段を上がっていく。


いつの間にか黒い服ではなくパジャマを着ていて(夢って不思議)

ようやく2階に上がると そこはだだっ広い 体育館のような場所で 何だか薄暗かった。


よく見ると そこここに布団が敷かれている。
それも白い布団で せんべい布団というやつだ。

等間隔に並べられた布団に よく見ると 人が寝ている。

見たこともない おじいさんや おばあさん。

枕元には行灯のようなものが一人に一つずつ置かれている。


後で、この状況はやばいと思ったんだけれど
夢の中の私は とにかくしんどくて 休みたくて 横になりたかったから
不思議なことに気味が悪いとか そんなことを思う余裕もなかった。


そこに亡くなったサルのお父さんが現れた。
懐かしくて 安心して嬉しくなって

「おとうさん・・・!!」と笑顔で話しかけた。

お父さんも笑顔で 迎え入れてくれた。(いかんだろう・・・・汗)


とにかく横になりたい私。
見ず知らずのおばあさんが 私に隣の布団に入るように手招きしてくれる。


ああ。ようやく横になれる。 疲れた・・・
そう思ってせんべい布団にもぐりこんだ。

さあ、眠ろう・・・


そう思って目を閉じたとき

「シロもここに来てるよ」
お父さんが言った。


え・・・???シロ??
ホント??会いたい・・・!!


そう思ったけれど目が開かない。

すると鼻にシロの舌を感じた。
ベロベロと鼻息まじりに鼻を舐める。

あ・・・!シロが本当にここにいる・・・!!


鼻はベタベタだけど 嬉しくて嬉しくて
目を開けてシロの姿を見たかった。
シロに触れたかった。


すると、
「お~い、起きろよ~~」
とサルの声がした。(もちろん夢だけど)


シロに舐められているはずの鼻を
サルがちょんちょんと触っていた。


私はそこで目が覚めた。


鼻を触ったけれど シロに舐められたはずなのに
ちっとも濡れていなかった。

もちろん、サルもいなかった。


ただ、とても寒く身体は冷えていた。


起きてすぐは シロの気配を感じられたことが嬉しくて
久しぶりに大好きだったお父さんに会えたことが嬉しくて


いい夢みたなぁ~~って思っていた。


でも。
ひとつひとつ思い出すたび


あれはもしかして、この世じゃなかったんじゃないかって思えた。


私、あのまま死んじゃってたのかな・・・??
まさかとは思うけど


原因不明の死っていうのもあるって聞く。

こ・・・怖い・・・・


でも、それをシロが助けてくれた。
シロが私にまだまだ生きていてって言ってくれた。
そう思った。


あれからシロは夢に出てこない。
無事に成仏したんだろうな。


私は霊感とかもないんだけど
あんなに愛して いつもいつも傍にいた シロ。


どんなことが起こっても当然だと思った。


まぁちょっと怖い話だったかもしれないけど
私にとっては 大切な経験だった。


命。ありがとう、シロ。



とら

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4ヶ月経っても

シロとお別れして もうすぐ4ヶ月。

まだ4ヶ月・・・・。そんなもんか。

あれほどいろんなことがあった闘病生活だったけど
思い出すのは元気な頃のシロばかり。

膝の上にあごを乗せてくるシロ。
庭で嬉しそうに走っているシロ。
5時のサイレンと一緒に歌うシロ。(オンチだったけど)
食べ物の匂いで2階から降りてくるシロ。

どうして今いないんだろう・・・?
って思う事もある。


シロに話しかけることが多かった私は
最近では随分無口になった気がする。


悲しみは少しずつ癒えてくるけど
シロを好きな気持ちはどんどん膨らんでくる気がする。


時々シロの動画を観る。

嬉しくて 嬉しくて。
動画に手を伸ばす・・・・


撮っておいてよかったと思う。


私の生活は今どんどん進んでいる。
シロがいないまま。


どこかで見てくれてるかな?
ちゃんと応援してくれてるかな?

シロが私を忘れるわけないよね?


シロ。
4ヶ月経っても
やっぱり会いたいよ。


普段、思い出すことは少しずつ減ってきたけど

深いところで
シロへの気持ちは どんどん膨らむ。


愛するものを失くすって
こんな気持ちなんだ。


何度もブログで同じことを書いてる気がする。

情けない私(笑)


でもね。
あれからもちゃんと頑張ってるよ。

私もサルも。



愛って終わらないんだね。

シロはずっと私達の心にいる。


私がこの世を去っても
これだけ誰かに愛してもらえるんだろうか。

なんて、考えたりして。


そんな風に
誰かの心に残るよう
これからも生きて行きたい。

シロみたいに。


とら

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愛を与える存在

拍手とコメント ありがとうございます。

シロの記事を何度も何度も読んでくれる人たちがいる。

シロの存在がこんな風に誰かに響くなんて 嬉しい。
シロ、良かったね。


そして、その人たち 一人ひとりが

大切なワンちゃんのことを 精一杯の愛情を持って
話し合ったり 悩んだり 決断したり。


みんなみんな。
本当に大切に思っているんだなって。


それも嬉しい。
心があったかくなる。


それが愛なんだろうな。



愛のかたちもそれぞれだし
愛を証明するものなんてない。


人間って

ときには自己満足になっていたり
知らないうちに違う方向に向かっていたり
ついつい求めていたり・・・


真っ直ぐにはいかなかったりする。


そんな時 シロを思い出す。

真っ直ぐな愛。
ただ「大好き」って気持ち。


絶対的な信頼。
絶対的な肯定。
飼い主のすべてがOKなんだよね。


私もそんな風に思えればいいんだけど
人間ってついつい条件が付いてしまう。


こうじゃないから信頼できない。
こういうところはOKだけど こういうところはOKじゃない。


わかっていても ついつい。


シロのようにはいかないよ。


そりゃそうか。
「愛を与える」って事に関して

犬ほど優れたものはいないかもしれないから。


飼い主はみんな
愛犬からものすごい愛をもらってる


だから飼い主はみんな
愛犬のことを必死で考えるんだろうな。


何が言いたいのかわからなくなってきたけど


時々 シロの愛にふれたいと思う。
シロの愛に癒されたいと思う。
恋しくてもシロはもういない。


ここに訪れてくれる人たちも
きっと愛犬からの愛に癒されているんだろう。


今、受けられる愛を
十分味わって
今、与えられる愛を
十分与えて


愛犬との時間を
暖かく過ごせますように。



たくさんの訪問者様へ


とら


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思う事。

シロがこの世を去って そろそろ3ヶ月。

このブログにシロの闘病のことを書いてきたけど
今でも毎日のように「鼻腔内腫瘍」で このブログに来てくれる人がいる。

拍手にコメントをくれる方もいる。

このコメントは一方通行だけど、いつも読ませてもらっております。(感謝)<(_ _*)>


だから「コメントを読んで」というカテゴリーを追加した。
時々だけど、コメントを読んで 思う事を書こうと思う。

返事ってわけじゃなくて 思う事なんだけど。



そんなコメントで放射線治療についての質問があったのだけど
シロには放射線治療をしていないので
詳しいことがわからない・・・・・(ごめんなさい)


「放射線治療なし」での闘病生活はブログに書いた通りで
いろんな葛藤だらけ。

情けない私だけど最後まで精一杯だった。



ちなみに、放射線治療をやめる決断をした理由は

シロと私達にとって
ストレスになると思ったから。


シロが「ボク、頑張る!」って言って
毎回麻酔を受けてくれるなら

「ボク、病気と闘う!」って言って
嫌な治療でも頑張ってくれるなら

もっと違う選択をしたかもしれない。


だけど、シロは そこまで理解できないから

自分が病気ってことすら理解できないから


余命少しのシロに
安心と自由と愛を
与えてあげたくて・・・・。


ただそれだけだった。


でも、それが正解かわからない。



もしかしたら、残された飼い主が「これで良かった」と思えるのがいいのかもしれない。

だって、愛犬亡き後 
まだまだ生きていくんだから・・・・。


せっかく質問をしてくれたのだけど
詳しくわからなくてごめんなさい。


良かったら、情けない私の葛藤の物語を読んでくださいね。


たくさんの訪問者様へ。


とら



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恋しい気持ち

シロとお別れして2ヶ月半・・・

少しずつ時の流れに助けてもらいながら
何とか前に進めているけれど

時々思う。

「シロが恋しい・・・」


写真を見ているとポロポロとこぼれる涙。

まだ涙が出ることに驚く。


悲しいんじゃなくて
辛いのでもなくて
ただ、恋しくて 愛しくて。



私にとってシロの存在はパワースポットそのものだった。

シロを撫でるとき
私の心も撫でてもらっていたんだと気付く。


大きな存在をなくした私。
この穴はなかなか埋まらない。


でも、嬉しいことに
シロが恋しくて仕方なくなったとき

どこからともなくシロの毛が発見される。


あれから随分経つし
何度も掃除をしているのに 不思議。


だけど、妙に嬉しくて
まるでシロが私を元気付けてくれてるみたいで
暖かい気持ちになる。


もう一度 あのフサフサのシロを撫でたい・・・・!!



私の手はシロの感触をまだ覚えてる
私の鼻はシロの匂いをまだ覚えている
私の耳はシロの声をまだ覚えている


だからこそ、よけいに恋しいのかもしれない。



犬という存在は何だろう。

あの純粋な生き物はなんだろう。


私が何であれ 私を愛してくれた。

どんなに情けないときでも
どんなに失敗したときでも
どんなに苦しいときでも

いつも私を愛してくれた。


私が何者かなんてシロには関係ない。


ただ真っ直ぐに私を見てくれた。

ただ、真っ直ぐに私を信じてくれた。


いつもいつも喜んでくれた。

ただ、家に帰ってきただけで・・・・
ただ、名前を呼んだだけで・・・

ただ、存在しているだけで。



ドッグセラピーなんてのがあるように
犬には何か力があるんだと思う。



またいつか犬を飼うかもしれない。

わんこのいない生活ってのは
どうもポッカリしてる。


きっといつか 縁があれば また出会うだろうと思う。

だけどそれはまだ先の話。

今は自分のすべきことを頑張らなきゃ。


とら

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四十九日というもの

四十九日とはよく考えられてるなと思う。

亡くなった魂がこの世とあの世を行ったり来たりしていて
四十九日には成仏するとか

そんな風に考えられている。

本当のことなんてわからないけど、そうなのかもしれない。


そろそろシロの四十九日。

だとしたらシロはついに仏様になる。



一方で、残された人の気持ちが いつまでも亡くなった人などを恋しく思うのを
その期間で心の整理をし、故人を送り出すという風にも考えられてるみたい。


どこかで区切りがあることで、残されたものも歩いていけるのだろう。



たしかに、愛するものを失った喪失感は恐ろしいほど。

私自身、シロを失って初めてこれほどの喪失感を味わったと思う。



とくに 「安楽死」という決断を下したことで
心の奥のどこかにいつもある「罪悪感」


あれほど考えて出した結論で、最後には迷いもなく必死でシロを救ったつもりだった。

だけど、後になって


「本当にあれでシロは救われたのだろうか」

「シロは怒ってるんじゃないか?」

って思うこともあった。


きっと「安楽死」を決断した飼い主は
同じような気持ちを味わっているのだろうと思う。


「後悔」とはまた違う
「あの時決断してよかった」という確信はある。


言葉にするのは難しいけれど

単純に「罪の意識」なのだと思う。


シロが望んで、そう私に言葉で頼んで、実行したことだったら どんなにか救われるのに。

そう感じた。


でも。四十九日を目前にして シロから答えが聞けたように思う。


というのは、サルが体調を崩し
「急性副鼻腔炎」になったからだ。


シロと同じ左側の鼻腔に膿が溜まり、副鼻腔炎の中でも重症だった。

高熱が出て、顔や頭が痛くなり 数日仕事にも行けなかった。

もちろん、お医者さんには行っていたのだけど、
最初の病院では適切な治療がされず、みるみる悪化したのだった。


そして、2つめの病院で 太い注射器を頬?鼻?の骨に突き刺し、膿を出すという
サルの人生でもっとも恐ろしい治療を受け、ようやく治る兆しがみえた。


サルは身を持って シロの痛みや苦しみを体験した。

そしてこう言った。

「シロは俺よりも もっともっと 痛かったはず。 救ってやれてよかった」


私もサルが苦しむ姿を見て 同じ気持ちだった。

膿がたまると痛いのだ。

それはサルがこうなるまで知らなかった。



シロは膿が目から溢れるほどだった。


そして、癌が骨を溶かしていた。


腫れた部分は熱をもっていた。


どんなに どんなに 痛かっただろう。


あのシロが散歩にもいかなくなったのだ。


あのシロが、郵便屋さんにも吠えなくなったのだ。



サルは
「この痛みや辛さが一生治らないなら、そしてどんどんひどくなるなら 俺なら 死を望む・・・」

フラフラしながら そう話した。

シロの気持ちをサルが語ってくれた気がした。



サルは治るのだ。



最初、この体調不良はシロが私達に怒っているのかもしれないとさえ思った。


だけど、シロは
「ありがとう」と喜んで、痛みがなくなったことに感謝しているのだと 実感できた。


そして、シロが亡くなってからの「呪縛」が取れたと感じた。
何かが、す~~っと楽になっていくのがわかった。


だから、これはシロが 私達に

「サル、とらちゃん、罪の意識なんて感じなくていいよ
ボクは本当に感謝しているんだよ」

そう伝えるためだったのだと思う。


こじつけかもしれない。

だけど、犬と飼い主の絆が起こすことって

きっと不思議なことがあるのだと思う。


現に四十九日を目前に 私達は救われた。


シロが私達を恨んでいるのではなく、喜んでいると感じた。



安楽死を推奨しているんじゃない。
シロの場合は それしか楽にする選択肢がなかったからだ。


そしてその代償としての、心の呪縛は本当に苦しいものだ。



シロは、私達の呪縛を楽にしてくれて
それから本当に旅立つのだろう。




今も、シロがいなくて寂しい。
そして恋しい。触りたい。


愛するものを失った喪失感がなくなったわけじゃない。


だけど、心の中でシロは生き続ける。


天国で私達を愛し続けてくれると思う。


最後に・・

『ペットは飼い主の身代わりになってくれる』という話もあるのだと知った。

シロは、私達の病気を1人で持って行ってくれたのかもしれない。


もしかして、サルの症状はもっとひどくなるはずだったのかもしれない。


これもこじつけかもしれない。

だけど、そんなことが世の中で起きているんだから
そうなのかもしれない。


純粋な動物と人間との愛情はそれほど神秘なのだと思う。



四十九日。シロはあの世に行く。

神様に会ったら
「バカ夫婦は今日も頑張ってる」って伝えておいて。


ううん。シロが神様なのかな。


まぁ何でもいいや。


あなたは私の心で永遠に私と一緒。


愛してるよ・・・・・!!
ずっと。


とら

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プロフィール

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とらちゃん&サル
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自己紹介:
とらちゃん♀&サル♂です。
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嬉しいことや 悲しいこと
 
いろんなことに日々向き合って
結局は「楽しく」生きていきたいな。

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