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バカ夫婦。

とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。

   

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株、初めての利益

久しぶりですが【前回のつづき】



始めて買った株。
それもニュースを騒がせている会社の銘柄の株。

その株は祈りも空しく下がっていた。



そんな中、生活を見直し、家計を圧迫していた車のうち一台を手放すことにした。



沖縄に一緒に来た 思い出深い車だった。


沖縄に着いた日、私たちを港で待ってくれていた車だった。


寂しいけれど これもこの先のため ・・・と心は晴れやかだった。



綺麗な東シナ海を見ながら、二人で今後のことを話した。


何も変わっていなかったけれど、どんどん世界が変わっているような感覚だった。


そう。。。ほんとに感覚だけだったんだけど(笑)





ある日、友人の結婚式に夫婦で出席した。


その時に名刺をもらったんだけれど
何だかそれがとてもかっこよく思えた。


「私はこういうものです」


と人に伝えられる。



それってすごく眩しいもののような気がした。



私は何者なんだろう?

人に胸張って言えることなんて何もなかった。


「何者かになりたい」

私は強くそう思っていった。



そして株を買って10日後。


ついに 狙っていた金額で約定した。



手数料を払ったので少しの利益だったけれど
それでも、初めて投資で手に入れたお金だった。


祈りが通じたのか?(んなわけない)
連日下がっていたものが、急に上がったのだ。


おぉ神様!(神様も関係ない)

よぉ~~し!ここから頑張るぞ!!


バカ夫婦には十分火が付いた。


四季報を買い、チャートや分析に必死になる毎日が始まった。



【つづく】


とら

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シロ、二周忌


どんどん気温が下がるこの時期。

この気温になると思い出す シロとの最後の日々。

そう、シロがこの世を去って二年。


驚くほど生活が変わって
毎日が慌ただしくて

シロと過ごしていたゆったりとした時間が恋しく思う。


暖かく、フカフカの毛を撫でた

その安心感・・・
心の穏やかさ・・・
溢れてくる愛情・・・

癒されるっていうあの感覚をもう一度味わいたい。

 

シロ
シロ
シロ
シロ・・・・!!


あなたほど 賢くて 優しくて
素晴らしい存在を 私は知らない。


二年があっという間だったのか長かったのか
よくわからないけれど


今もシロを愛している。


生活は変わったけれど
そこは何にも変わらない。


ずっときっと永遠に。

 


二年前の今頃は今年みたいに寒くて
震えるシロを見ているのが本当に辛かった。


だけど本当に辛かったのはシロだったんだよね。


鼻が詰まって
目も見えなくて
歩くのもままならなくて

きっととても痛くて苦しくて・・・

それでもそばに寄ってきた。
それでも撫でてと言ってきた。
それても尻尾を振って
それでもちゃんとご飯を食べて
それでもちゃんと外でおしっこをしたよね。

 

本当に立派だったよ シロ。


今でもね。

シロのことを読んでくれてる人がいるよ。

シロのように苦しんでいる子たちがいるよ。


そして、シロのように愛されてる子たちがいるよ。


犬と飼い主ってすごいね。


強い強い愛で結ばれてる。


純粋な愛で。




とら

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タイガー800のブレーキ

かなり久しぶりだ。(笑)


僕にはブームがあり、ハマっているときと、そうでないときの差が激しい。



『あんたは好きな事しかしない』



『何をやっても続かない』


と、実の母も太鼓判だ。


これからも、いつも自分の気持ちに正直であり続けたい。(笑)



ところでタイガー800。


この夏はかなり楽しんだが、一度立ちゴケをしてウインカーとクラッチレバーをやってしまった。


バイクには本当に申し訳ない。


そのタイガー800、最初から感じていたことだがブレーキが弱い。


僕みたいにタンデムだと尚更だ。


リアは強いも弱いもないが、こんなに効かないフロントブレーキはヤマハのDT200R以来だ。


とはいえDTはオフロード車。


シングルディスクにブロックパターンでは仕方ない。


車重も軽かったので、大して気にはしていなかった。(若さのせいだろう)



タイガー800も、初めはタイヤのせいか?とも思った。


実際に、僕がスリックタイヤを初めて履いた時の感想は『ブレーキ変えた?』だったほど。

タイヤと制動力は、それほどに影響する。


だが、この場合はどうやらマスターシリンダー交換で、かなり改善するようだ。



しかし、マスターシリンダーを交換するとなると、当然に費用も安くはない!

ブレンボ製で、10万円はすると聞いた。(汗)


しかし、ブレーキが効かずに前走車に突っ込む事を考えれば高くはない。


よし、次のテーマはブレーキだ。


久しぶりのサルでした。


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人生の冒険~初めての株

前回のつづき】

株式投資というと とにかく怖いイメージだった。

株というのがあるのは知っていたけれど

聞いたことがある話と言えば 株で大損をしたとか
株で借金を作ったとか


何だか 恐ろしく 自分には遠い話のように思っていた。


だけど、新しい世界に足を踏み入れたわけだから
とにかく なんでもやってみようと思っていた。


証券会社の資料を請求しながら 本やDVDでの勉強が始まった。


口座を開き 銀行口座を新しく作り 毎日少しずつ準備をしていた。


当時はそんな準備だけでも 何だかすごいことのような気がしていた。


見たこともない難しそうな会社から 郵便が届く。


ただそれだけで 随分エラくなったような そんな気分だったのを覚えている。




チャートだとか ローソク足だとか
見たこともないものを見て


今まで気にすることもなかった経済のニュースなんかを気にしたりした。


準備だけでも 実際にやってみると
思っていたよりも大変で
面倒で わからないことが多い。


だけど、知らないことがたしかに世界にはあって
それを知らないままでいるよりも
知っていくことが嬉しくて 
大変なことも楽しく思えた。


今までどれほど頭を使っていなかったんだろう・・・
そう痛感するほど 脳みそをフル回転させていた。



そしてついに 人生初の株式投資が始まった。



忘れもしない あれは 当時テレビを賑わせていた会社の株だった。


大きなニュースのあくる日で
「買いだ!」なんて思って(笑)


慣れない操作に必死になりながら
市場が動く前に買い注文を出した。


「寄り付きって何?」
「成り行き?指値?なんじゃそりゃ?」


「え~い!よくわからんけど買ってみるでぇ~~!!」


・・・とこんな感じで

寄り付きの成り行き(笑)で話題の株を買った・・・・・・・・

・・・・途端



下がり始めた~~~



そのときのことは今も忘れられない。


心臓の音が耳元で聞こえるかと思った。


変な汗が出て 胸が締め付けられるような気持ちで

私は初めて味わった。


本当の恐怖を・・・・(笑)



自分のお金の価値が 今そこで ドンドン下がっている・・・


「やめておけばよかった・・・・」

正直 そう思った。


だけど、リセットもキャンセルもできない
時間を戻すこともできない
もしやめるなら
損を出して売るしかない。


そんな勇気はどこにもなかった。




それに とにかく始まった。


もう後戻りはできない・・・・



その日はずっとチャートと板を見ていた。


「上がれ!上がれ!」と祈りながら(笑)



【つづく】


とら

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金魚が病気になる場所?!

5か月ぶりに金魚ネタを・・・・

らんちゅうのバビが一匹になっていた水槽。

とりあえず問題なく夏を越し 涼しくなってきていた。


玄関に置いていた水槽の場所を移動しなきゃいけなくなったので
引っ越し先をどこにするか考えてみた。


エアコンの影響を受けないところで 
夜に突然電気を点けたりしないところで
テレビなどの影響を受けないところで
人の出入りが少ないところで
直射日光が当たらないところで
水換えがしやすいところ


一つだけあった。


でもそこは電源がない。


仕方なく延長コードを引っ張って 何とか設置成功。



実はその新しい場所は 家の方角的にとてもいい場所だと聞いていたところ。


私は方位学とか、風水とかには興味がないほうなんだけど


あるときちょっとした縁で 家の方角などを見てもらう機会があった。


その時に 「ここに生き物を置いたらいけない」
と言われた場所に思いっきり金魚の水槽があった。


「え?金魚を置いてます」

「だめだよ。ここに生態を置いたらすぐ死んじゃうよ」


たしかに・・・

とにかく買ってきても買ってきても 金魚は病気になる。


「たしかに すぐに死んじゃうんですが・・・・」


本当にそんなことが関係してるのか?


その時は信じられなかった。


それに、60cm水槽を移動させるのは簡単じゃなかったし
良くない場所だからという理由で移動させるというのも・・・
と思いそのままにしていた。


それから 半年ほど経った先月、移動する必要が出てきたので
どうせなら いい場所と言われるところに移動してみたのだった。



本当に場所に「いい」「良くない」があるのか?


ものは試しに・・・と久しぶりに金魚屋に行き
キャリコりゅうきんのきれいなのを3匹買ってきた。


金魚屋のおばさんは びっくりするくらい適当に金魚を扱っていた。


鍛えられて強い金魚かもしれないし
それとも家に帰るとすぐに病気になるかもしれない・・・


どっちにでるか??


とにかく あんまり慎重にしても疲れるから


温度合わせと水合わせはしっかりやって
いつもよりも気楽に バビの水槽に入れてみた。


すると・・・・


不思議なことに 金魚は喧嘩もせず 病気もせず
元気に背びれを立てて泳いでいるじゃあないか。


セパレーターも必要なかったし
餌も翌日から与えてみた。


今までなら3日か一週間で何かしら異常が出ていた。
でも、不思議なくらい何も起きず まるで夢を見ているようだった。



これが場所のせいなのか
たまたまなのか


証明することはできないけれど


水槽の中 ひらひらと泳ぐ金魚たちが大きくなるのを
初めて見れるかもしれない・・・!!!




金魚飼育を始めて3年、今まで本当に金魚の病気と闘ってきた。


それは全部場所のせいだったのか・・・・???


まさかとは思いながら 元気な金魚たちの姿を 毎日眺める今日この頃。


これがずっと続くと 信じてしまいそうだな・・・・


まぁ そんなことも 世の中にはあるのかもしれない。


とら


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人生の冒険~出願

前回のつづき】

記念すべき(?)出願の日がやってきた。

何度も何度も書類を見直し 修正し ついにその時間がやってきた。

出願自体は案外あっさりとしていて どんなことをしたのか思い出せないほど。


でも、私とサルにとっては 希望で心がワクワクしていた。


何かが飛び出しそうだった。


「ついにやった!!!」


嬉しくて 嬉しくて 二人でかなり盛り上がっていた。


飛び上がりたいほど嬉しいことって 人生に何度あるだろうか。


何かが変わる。そう信じていた。



興奮した二人は その夜 なかなか眠れなかった。


次の日も、出した書類が気になって
こうしたほうが良かったかも・・・とああだこうだ考えて またまた眠れなかった。


そして風邪をひいた(笑)



やっぱりバカだなと今も思う。



だけど、あの時は本当にどこかに行ける一歩を踏み出したと確信していた。



実際、そうだったのかもしれない。



でも、その時点では 特許出願くらいでは何も変わらないのが現状だった。



でも、それからの私たちはとにかく必死でいろいろなことを学んだ。


なけなしのお金を使って いろいろなものを買って 貪欲に知識を増やした。



あのガッツは本当にどこから来ていたのか。


新しい知識はどれも 本当に世界がひっくり返るようなことが多く


それを学ぶのがとにかく楽しかった。


自分が変わっていく・・・そう実感した。


常識が常識じゃなくなって
大切だったことが大切じゃなくなって
どうでもいいと思っていたことがすごいことで


知らない・・・ということがどんなに怖いことなのかを痛感した。



そして・・・


特許出願から数日後


また新しいことをやってみることにした。


それは 株式投資というやつだった。


【つづく】


とら

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人生の冒険~特許

前回のつづき】

本を読み終えたばかりの私たちは 毎日がワクワクしていた。

サルは例の『発明』の特許について調べ
書類作成の日々が始まった。

本気で特許出願をすることになったのだった。


「トッキョ?」
「シュツガン?」
「ヨノウ?」


その日から難しい言葉が家の中を飛び交った。


特許書類というのは とにかく言葉が難しい。


商品の名前が決まっているわけじゃないから 言葉でそのモノを表現する。

どんな形状のもので、何を有していて 何にどのように使うか・・・


見たらわかるだろ!!と言いたくなるけれど
よく似た商品があってはいけないし
マネされてもいけない。


何もかも初めてのことで、とにかく時間がかかる・・・


一日がこんなに短かったんだとその時に初めて思った。


難しい言葉に加え 図面というのも書かないといけない。


絵を書く~~~?
いったいどうやって???




毎日毎日 書類と戦う日々。


できれば『弁理士』というものに頼みたかったけれど
貧乏な私たちには 自分でやるしか選択肢がなかった。



「特許出願の方法」みたいな本を買って
それを見ながら 発明協会に質問をしながら
一歩一歩・・・・・


今思えば よくあんなことをしたなと思う。


それほど、夢と希望に溢れていたんだな。


そして、無知だったんだと思う。


だけど 無知だったおかげで あんな経験もできた。



人生に一度は特許出願というのをやってみるのもいい(笑)


何かを作り上げる喜び
必死になるということ


なんだか日常にはいつのまにかなかったことだったから・・・。


とにかく楽しかった。



そして 記念すべき 出願の日がやってきた。


【つづく】


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鈴鹿8耐『バイクであいたいパレード』

少し涼しくなってきたのに ズレた内容だけど(^_^;)

7月28日に 鈴鹿8時間耐久の前夜祭の前の 「バイクであいたいパレード」にタンデムで参加しました♪


何をするのか よくわからずに参加したんだけど 

700台ほどのバイクが集まり、「鈴鹿ハンター」からサーキットまで一般公道をパレードし

その際 信号もすべて止めてあり 町の人が 旗をふったり手をふったりして歓迎してくれました♪


バイクがあんなに集まるだけでもすごいけど

あんなに手を振ってもらったこともすごくて(笑)


ちょっとだけヒーロー気分を味わえました(*^_^*)



いい気分を味わった後は サーキットのコースを走ることができ


それも本当に素敵だった。


少しずつ薄暗くなってくるサーキット。


もうすぐ前夜祭が始まる会場は観客がいっぱいで熱気に包まれていて


その人たちも 大きく手を振ってくれる。



サーキットのコースでは少しだけ本気で走ったりして(ほんとはゆっくり走らないといけないと思うけど)


たくさんのバイクの排気音と サーキットのコースの広さに 胸がいっぱいになった。


私はサルの後ろに乗せてもらっているだけだけど


こんな景色を こんな雰囲気を 味わえることが本当に幸せで


これからの人生と 今までの人生に感謝できる一日だった



タイガーのおかげで また世界が広がった。


仲間と一緒に走るサーキットは 本当に綺麗で


まだまだ私の知らない世界があるんだなと思った。



この場所に連れてきてくれた タイガーにありがとう。


そしてサルにありがとう。


暑い暑い夏は終わったけれど 思い出はなくならない。


少しずつ また書いていけるといいな


とら



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人生の冒険~一冊の本

前回のつづき】 

びっくりすることに 分厚い本を サルは一日で読み終えた。

サルはかなり感動したらしく
興奮して それについて話し出した。


その本の名前はあえて書かないけれど
当時ベストセラーになった成功本だ。


きっとたくさんの人がそれを
いろいろな思いで読んだと思う。


今までは『成功』なんて言葉も自分には関係なかった。
そんな世界があることも
もしかしたら自分が行けるかもしれないことも知らなかった。



だけど、目の前に「一緒にやってみよう」と現れた。



世界が変わる・・・
そんな気がした。


嬉しくてワクワクする気持ちと同時に怖いとも思った。


その本に書かれていることは
今までの人生をかなり否定するものだったから。


その本はこう言っていた。


「さぁ、今までの人生を捨てて 新しい世界に踏み出そう」


『その覚悟はあるか?』


私は自問自答した。


守るほど大した日常でもない。


もし、もっと素敵になるなら 進んでみたい・・・・!!


だけど、何だか取り返しのつかないことのような気がして
ただ 怖かった。


人は 日常を変えるのが怖い。
だって、もっと悪くなるかもしれないし
失敗するかもしれない。


だから、わかっている今のほうが安心だし・・・・

まずメンドクサイ・・・・



そんな風に思う自分がいた。


だけど・・・・


大きな力が背中を押す。


せっかく生まれてきたんだから・・・ と
自分の中の何かが叫ぶ。



「新しい世界に足を踏み入れるか?」


二人で散々話した結果
やってみることにした。


決断したからって何かがすぐ変わるわけじゃない。


今思えば 大したことでもない。


だけど、その時は 期待と恐怖でドキドキしていた。



いつのまにか 少し前まで不仲だったことも忘れていた。



二人三脚の日々が始まる・・・・・!!


【つづく】


とら



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人生の冒険~発明?

前回のつづき】


私たちは あいかわらずバカみたいに 買い物デートにハマっていた。

ある朝、サルが何だか興奮して
「すごい発明をした!!」と騒いでいた。


バイトに向かおうとしている私に、一生懸命説明するサル。


どうやら、最近買った服を着るためのアイデアのようだった。


見せてもらうと


ふんふん。なかなかよくできている。


冗談で「特許取れるんじゃない?」とか言いながら私はバイトに行く。


この日がまたまた運命の転換日になろうとはその時はまったく思わなかった。


ただ、最近の楽しさで、何をやっても楽しい気分だったので
それがただ 幸せで

心がオープンになっているのかもしれなかった。




バイトから帰ると サルは試供品を作っていて
まだ興奮は冷めていなかった。


「まだやってるの?」と言って笑いながら
それでも、なんだかスゴイことのような気がしていた。



そして、次の二人の休みには特許庁の発明協会に足を踏み入れる・・・。


自分たちのバカさには今更ながらあきれるけれど
その時は かなり緊張していたのを覚えている。


昨日まで知らなかった世界に一歩入った気がした。


怖いような 居心地の悪いような・・・


だけど、たしかにそこにいつもあった。

今までは そこが何の施設かも知らなかった。


知らないから 知らなかった。
知ると、そこは 知っている場所になる。


そうやっていつも 冒険は始まる。



その施設を出た後

ふぅぅぅ~~~と二人で深呼吸をした。


張りつめていた自分から力が抜ける気がした。


新しい世界があるんだなと思ったとたん
一冊の本を思い出した。


それは、サルと「別居もどき」をしていたときに
父が貸してくれた 「ズレた本」だった。



私はなぜか興奮して 鳥肌が立った。


必死で説明するも、サルには伝わらず 
そのまま本屋に行くことにした。


そこそこ売れている本らしく、堂堂とそこに売られていた。


興奮しながら説明する私に サルは「買ってみよう」と言った。


え???と驚く私。


というのも、今までのサルは本を読んで学ぶタイプじゃなかった。


ましてや、かなり分厚いソレは、どう見てもサルが読むものじゃない・・・


だけど、この流れを大事にしたかったので それを買うことにした。


この一冊が これからとんでもない人生に発展していくとは知らず ・・・・・


【つづく】


とら


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プロフィール

HN:
とらちゃん&サル
性別:
非公開
自己紹介:
とらちゃん♀&サル♂です。
旅にバイク 人生を楽しく生きることをやめずにいるバカ夫婦。

出会いや別れ 失敗や成功
嬉しいことや 悲しいこと
 
いろんなことに日々向き合って
結局は「楽しく」生きていきたいな。

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とら&サル
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