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バカ夫婦。

とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。

   

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パチスロの魅力

ようやく『バカ夫婦』らしい内容が書けるようになってきた(笑)


では、以前一回だけ書いたパチスロの話でも・・・・。
(ようやく続きが書けました)


パチンコやパチスロにハマってしまう気持ちは痛いほどわかる。
私もトラになったくらいだから。


もともと私はそんなのにハマってしまうなんて信じられない!って思ってたほうだった。

だけど、あれは十分に魅力ある世界だと思う。
というより、そう作られているんだからしょうがない。


クルクル回って音楽が鳴ってキラキラしている。
そしてお金が動く。目の前で。


千円が何万になったり
何万が小さなチョコレートになったり( ̄Д ̄;;
数万円が消えてなくなったり
はたまた、一度全部失くしたのに、最期の一回でまたまた戻ってきたり。


そんなことが起こるところ。


台を選んで お金をコインや玉に換える。

その時点では、数倍になるかもしれない!!って期待をしてしまう。

だから、交換することに抵抗がなくなってくる。
これが怖いところ・・・・


でも、しばらく打っていると
賑やかなだけで なかなか勝てないと感じる。

そう思うころは結構なお金を使っていることが多いから
いつのまにか ‘死んだ魚の目’になって
それでも、諦めきれずに打ってしまう。


負けても打ちたくなる。
勝ったら更に打ちたくなる。
音楽を聞くと打ちたくなる
「777」という数字を見ると打ちたくなる。
今日はツイテルと感じると打ちたくなる。
人が打った話を聞くと打ちたくなる。


そうして中毒になる。


負けたら後悔するくせにやめられない。

まさか自分がそんな風になるなんて。
こんなに情けない部分があるなんて。


自分を責めたことも何度もあった。


だけど、サルと二人して勝っているときの
充実感や満足感!

アドレナリン全開だった(笑)

金銭感覚がマヒしてくる。


おまけにパチンコ屋というのはどこにでもある。
年中無休で冷暖房完備。
雨の日だって雪の日だって関係ない。
綺麗なトイレだってある。


雨が降ったらパチンコ屋
寒かったらパチンコ屋
暑さが厳しければパチンコ屋
トイレに行きたきゃパチンコ屋
出先で時間があまったらパチンコ屋
新装開店パチンコ屋

・・・・ってな具合だ。


そんなバカな二人は数年間そんなことをやっていた。



本当はこんなことではいけないって思いながらも
ボーナス確定の音の魅力や
ジャラジャラとコインが出てくる音をまた聞きたくて

勝ったときの嬉しさをまた味わいたくて。


だけど、二人は有難くもそこから追い出されることになる。



その話はまた今度。


とら


(↑無料パチスロゲーム♪)

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初代ジョンボート

真冬なのだけど、久しぶりにバス釣りの話でも・・・。


我が家の初代ジョンボートが家に来たのはこれまた15年前くらい。


ジョンボートというのはアルミボートで
底が平らになっているもの。(私はこれくらいしか理解してない。。。)


ジョンボートをお得に買いたい人はチェック♪
(常に最新情報が表示されるようになっていますが
すぐに売り切れになるので在庫があればラッキーです♪) 
 


大体は2人乗りでエレキモーターを使いバッテリーで動く。


ゴムボートでの釣りは
狭いうえに手漕ぎで
風でぐるぐると回る。


方向修正していると釣りができない場合も多く
サルは不満げだった。



それもそうだ。
私は当時は初心者で下手くそだったため、
よくルアーを木に引っ掛けたり 根がかりしたりしていた。


その度にサルに手漕ぎでボートを動かしてもらい
ルアーを回収してもらい
トラブルを直してもらい

何だか申し訳なかった。
そんなことに気を使うと よけいに失敗して空回りになる。


そんなことで風の強い日は あんまり楽しめず
イライラしてしまうことも増えたため

サルの陰謀通り
ジョンボートを買うことになったのだった。


やっぱり広い!!!
そして早い!!

アルミのボートが浮くことが不思議だったけど
ちゃんと中に空気が入っているらしい。

ただ、底が平らなため 端に寄るとかなりグラグラして怖い。
これには何度もヒヤっとした。


上機嫌のサル。

こうなるとサルの「あれ」が出てくる。


「釣り行こう!!」


休みになると釣りばっかり。


あっちで釣り
こっちで釣り


たしかに私も釣りの楽しさをわかってきていた。


だけど、釣りといえば日焼け。
釣りといえば汗。(夏場は)
釣りといえば それなりの格好をする。

たまにはちょっとおしゃれでもして出かけたかった私は
ジョンボートの出現で


日焼け止めと汗でべったりした顔と
帽子でペタンコになった髪と
釣りっぽい服装の週末を余儀なくされる・・・・。


お洒落なレストランにも入りづらい。
ラーメン屋やマクドナルド・・・

20代前半。
こんなことでいいんだろうか・・・・・



でも
たしかに 釣りのメリットはある。


道具などを一度揃えてしまえば
ランニングコストはあまりかからない。


お洒落をして買い物に行くと
どうしても 物が 「買って買って!」と言う。


そんな誘惑に負けて
つい無駄遣いしていた若い頃の私達。


釣りだと ダムや湖に浮くと
アホみたいに ず~~っとず~~~っと
キャストをしているから その間はお金がかからない。


そして、サルは何かにはまっていると機嫌がいい。


新婚当時はまだまだお互いがしっくりこないことも多い時期。
機嫌がいいことは大歓迎だった。


そんなわけで新婚当時は
スポーツ三昧だった。


友達とチームでスポーツをしたり
釣りをしたり


おかげでいつもお洒落とは縁遠い当時の私だった。



とら

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金魚鉢って・・・

以前、金魚の話はまた・・・と言っていたのを思い出し
金魚の話でも書こうと思う。


最初に我が家に来た金魚は少し大きめの小赤が一匹。
母が姪のために買って来た金魚だった。

金魚といえども「命」
そう思った私はなんだか真剣になってしまった。

それが間違いだった。
そこで真剣になりさえしなければ・・・・




金魚なんて、水があって餌があって、酸素があれば生きるだろうと思っていた私。
私の小さな頃はそんなもんだった。


だから、手入れのしやすいようにと金魚鉢を買ってきた。
一匹というのもかわいそうだと思い エサ金と呼ばれている小さな小赤を2匹買い
3匹を金魚鉢に入れた。


砂利をひき 酸素の出る石も置いた。
金魚鉢なんだからこんなもんでいいだろうと思っていた。

水草も飾ってみる。

うん。綺麗だ。


満足した私だったが、すぐにこれらが間違いだと気付く。

そして大変な金魚地獄に陥るのだ。




出かけて帰ってきたら
一番大きな金魚がいない。

部屋の中なのにネコに食べられるなんてことはないだろう。
慌てて床を見ると・・・


金魚が飛び跳ねて 床で死んでいた・・・・・。

それも大きな小赤。
最初の一匹だった。


あまりのショックにかなり落ち込んだ。

この子のために始めたことなのに・・・・・・(ガーン)



今になってわかったけれど 季節は夏。
金魚鉢の水の温度が上がり過ぎて 酸欠で金魚が苦しくなり 飛び跳ねた・・
といったところだと思う。


それ以外にも、水の量に対する金魚の数、水の悪化、水草の量など
すべてがダメだった。


水や温度に原因があるとわからなかったバカな私は
金魚が飛び出さないように 金魚鉢に網をかけた。


そしてエアーをかけた。

金魚はかなり酸素を使うらしい。

水も多めに入れた。


金魚は少しは快適そうに見えた。


だけど・・・・
なんとも不細工な金魚鉢になった・・・・。


よくよく調べると
金魚にとって、金魚鉢のように丸いガラスは
あまり快適ではなく

水も少ないので金魚飼育にはむいていないとのことだ。


なんでよ・・・
金魚鉢っていう名前のくせに 金魚が飼えないなんて・・・。


だったら、そう書いて売って欲しい。


金魚鉢の外箱には
酸素ぶくぶくもなく 大きな金魚が三匹ゆらゆらと泳いでる写真がある。


そんな風に飼えると思っちゃうじゃあないか!



金魚鉢でもうまく飼う方法があるのかもしれないけど
私には不細工に飼うしかわからなかった。


小さな子赤が2匹残った不細工な金魚鉢。


そのうちちゃんとした水槽を買ってあげよう・・!!

そう思った。


【続きはまた今度】
  
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とら

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新年の思い

新しい一年の始まり。

去年は失ったもの 得たもの 同じくらいあった一年だった。

いっぱい泣いて いっぱい感動した。


今年は大きく変化しそうな予感がする。


ずっと心の奥に絡まっていた鎖を外して
ワクワクする世界に飛び出せそう。


年を重ねるごとに世界が広くなる気がする・・・!

年を重ねるって素晴らしい。

たしかに肉体は衰えるけどね(笑)


だけど見えるものが多くなる。

感じるものも多くなる。
わかることが増えて
だからこそ 「まだまだ」 って思えて
感動も増える。


今だからこそできることがある。
そんな気がする。


何だかとりとめのない文だけど

新しい一年の始まりへの意気込みってやつ(笑)



そういう意味では
年末年始っていいなと思う。


やたらと
「今年はこんなだったな」 とか

「来年は・・・」 なんて。

いろんなこと振り返ったり 感謝したり 目標を立てたりできる。


寒くて こたつでまったりしていると
そんなことをいっぱい話し合ったりする。


そんな年末年始が好き。


若い頃にはわかんなかったな。


これから待っているすべての出会い。

人 物 場所 ・・・


どんな出会いがあるんだろう。

歩くとわかるんだろうな。

進むとわかるんだろうな。



とら

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四十九日というもの

四十九日とはよく考えられてるなと思う。

亡くなった魂がこの世とあの世を行ったり来たりしていて
四十九日には成仏するとか

そんな風に考えられている。

本当のことなんてわからないけど、そうなのかもしれない。


そろそろシロの四十九日。

だとしたらシロはついに仏様になる。



一方で、残された人の気持ちが いつまでも亡くなった人などを恋しく思うのを
その期間で心の整理をし、故人を送り出すという風にも考えられてるみたい。


どこかで区切りがあることで、残されたものも歩いていけるのだろう。



たしかに、愛するものを失った喪失感は恐ろしいほど。

私自身、シロを失って初めてこれほどの喪失感を味わったと思う。



とくに 「安楽死」という決断を下したことで
心の奥のどこかにいつもある「罪悪感」


あれほど考えて出した結論で、最後には迷いもなく必死でシロを救ったつもりだった。

だけど、後になって


「本当にあれでシロは救われたのだろうか」

「シロは怒ってるんじゃないか?」

って思うこともあった。


きっと「安楽死」を決断した飼い主は
同じような気持ちを味わっているのだろうと思う。


「後悔」とはまた違う
「あの時決断してよかった」という確信はある。


言葉にするのは難しいけれど

単純に「罪の意識」なのだと思う。


シロが望んで、そう私に言葉で頼んで、実行したことだったら どんなにか救われるのに。

そう感じた。


でも。四十九日を目前にして シロから答えが聞けたように思う。


というのは、サルが体調を崩し
「急性副鼻腔炎」になったからだ。


シロと同じ左側の鼻腔に膿が溜まり、副鼻腔炎の中でも重症だった。

高熱が出て、顔や頭が痛くなり 数日仕事にも行けなかった。

もちろん、お医者さんには行っていたのだけど、
最初の病院では適切な治療がされず、みるみる悪化したのだった。


そして、2つめの病院で 太い注射器を頬?鼻?の骨に突き刺し、膿を出すという
サルの人生でもっとも恐ろしい治療を受け、ようやく治る兆しがみえた。


サルは身を持って シロの痛みや苦しみを体験した。

そしてこう言った。

「シロは俺よりも もっともっと 痛かったはず。 救ってやれてよかった」


私もサルが苦しむ姿を見て 同じ気持ちだった。

膿がたまると痛いのだ。

それはサルがこうなるまで知らなかった。



シロは膿が目から溢れるほどだった。


そして、癌が骨を溶かしていた。


腫れた部分は熱をもっていた。


どんなに どんなに 痛かっただろう。


あのシロが散歩にもいかなくなったのだ。


あのシロが、郵便屋さんにも吠えなくなったのだ。



サルは
「この痛みや辛さが一生治らないなら、そしてどんどんひどくなるなら 俺なら 死を望む・・・」

フラフラしながら そう話した。

シロの気持ちをサルが語ってくれた気がした。



サルは治るのだ。



最初、この体調不良はシロが私達に怒っているのかもしれないとさえ思った。


だけど、シロは
「ありがとう」と喜んで、痛みがなくなったことに感謝しているのだと 実感できた。


そして、シロが亡くなってからの「呪縛」が取れたと感じた。
何かが、す~~っと楽になっていくのがわかった。


だから、これはシロが 私達に

「サル、とらちゃん、罪の意識なんて感じなくていいよ
ボクは本当に感謝しているんだよ」

そう伝えるためだったのだと思う。


こじつけかもしれない。

だけど、犬と飼い主の絆が起こすことって

きっと不思議なことがあるのだと思う。


現に四十九日を目前に 私達は救われた。


シロが私達を恨んでいるのではなく、喜んでいると感じた。



安楽死を推奨しているんじゃない。
シロの場合は それしか楽にする選択肢がなかったからだ。


そしてその代償としての、心の呪縛は本当に苦しいものだ。



シロは、私達の呪縛を楽にしてくれて
それから本当に旅立つのだろう。




今も、シロがいなくて寂しい。
そして恋しい。触りたい。


愛するものを失った喪失感がなくなったわけじゃない。


だけど、心の中でシロは生き続ける。


天国で私達を愛し続けてくれると思う。


最後に・・

『ペットは飼い主の身代わりになってくれる』という話もあるのだと知った。

シロは、私達の病気を1人で持って行ってくれたのかもしれない。


もしかして、サルの症状はもっとひどくなるはずだったのかもしれない。


これもこじつけかもしれない。

だけど、そんなことが世の中で起きているんだから
そうなのかもしれない。


純粋な動物と人間との愛情はそれほど神秘なのだと思う。



四十九日。シロはあの世に行く。

神様に会ったら
「バカ夫婦は今日も頑張ってる」って伝えておいて。


ううん。シロが神様なのかな。


まぁ何でもいいや。


あなたは私の心で永遠に私と一緒。


愛してるよ・・・・・!!
ずっと。


とら

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サルの休息

シロが亡くなってから 私もサル(主人)も体調をよく崩す。

心が弱ると身体も弱るんだろう。

涙を出すことは少し減ったけれど
心は泣いているんだろう。


今までほとんど病院のお世話になることはなかったのに
特にシロの闘病中はシロを守ることに必死で
不思議と体調を崩さなかった。


気が 緩んだんだろうな。

ここ1ヶ月は病院のお世話になってばかりいる。

交互に体調を崩している感じで
今はサルの番だ。


サルが体調が悪いと 会話も少なく
寂しい。

シロがいないから 静かになると ただ静かで。


シロがいないことを思い知らされる。



この1ヶ月。
サルは寂しさを紛らわすように 仕事に打ち込んでいたように見える。


私も同じようにあれこれと忙しくしていたから
びっくりするほど時が進んでいない。


二人の感覚ではシロがいなくなって もう3ヶ月は経っている気がする。
半年前の気すらする。

でも、実際は1ヶ月とちょっと。


それだけ、ひた走りに走っていたんだろう。


私は時々休めていた。

だけどサルは休んでいなかったと思う。


だからサル。
思う存分休んで欲しい。


そして元気になって
またシロの思い出話もして

二人で楽しい時間を過ごして

バカ夫婦の旅を続けようよ。



とら

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さぁ。前に!

愛犬シロがこの世を去って 1ヶ月以上が経ち
ようやく少し気持ちが落ち着いてきた。


最初の頃は心の穴を埋めようと
無理に用事を入れたりしていたような気がする。


かと思うと 何もやる気がおきず
珍しく体調を崩したり。
やたらと眠かったり。


愛おしいものとの別れは 思っていたよりも大きなことだった。




でも、私は歩いて行かなければ・・・。
実際 前に進みたいしね。


ようやくその準備が出来てきたと思う。




時間は流れてる。
一秒一秒。


同じときは二度とない。


今、呼吸をしたこの瞬間も
一生に一度しかない。



だから、これからも
シロの分まで一生懸命生きるよ。

シロとの約束を果たすために
前に進むよ。


シロが天国で守ってくれてるなんて
最高に心強い!





「死」ってすごくすごく嫌なことだと思っていた。

「自分がなくなる」なんてすごく怖いことだと思っていた。


今だって怖いし嫌だけど

でも、シロが天国に行って少しわかった気がする。


人は大切な人が天国で待っているから
自分の死も受け入れていけるのかもしれない。


「先に逝った愛おしい存在に会える。」
そう思う事で受け入れられるのかもしれない。


でもね、シロ。
もちろんお前に会いたいし、いつかは会いに行くけど


まだまだやりたいこともあるし
やらなきゃいけないこともある。


だから、待っていてよね。


私がしっかり生きて
自分の命の寿命が来るまで。




とら


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闘病生活を終えて・・

鼻腔内腫瘍といっても 進行の仕方はそれぞれだと思う。


すぐに発作が起こってしまう場合もあるし
その発作も 繰り返したり 長引いたりと いろいろらしい。

外に外に腫瘍が大きくなり顔が変形してしまい、ジワジワと苦しみが長引く場合もある。

顔の変形も 腫瘍がどこに向かって大きくなるか?で
全然違ってくるのだと思う。

シロの場合は目が塞がってしまったことが致命的だった。




いつ起こるかわからない発作を毎日心配し
日に日に悪くなる愛犬を看病し続けるというのは
思ってた以上に苦しかった。



シロの嬉しそうな顔を見られなくなってからの数ヶ月は
毎日が葛藤で 毎日が先の見えないトンネルのようだった。




だけど、シロの病気のおかげで
「命」について 「生きるということ」について 真剣に考え 向き合うことができた。

健康の有難さ、大切さが身にしみたし

シロへの愛や
シロからの愛を 精一杯感じることができた。



どんなにひどい顔になっても 愛しいと思えたし
だからこそ、苦しむ愛しい存在を 苦痛から助けたいと思った。


安楽死という悲しい決断をしなきゃいけなかったこと
本当に苦しかったけど

今はあれで良かったと心から思える。



あのまま続けていれば
完全に失明し、私達のことも全くわからず
痛みと苦痛と暗闇と孤独が待っていたと思う。


そして いつ来るのかわからない発作に今も毎日怯えていたと思う。

もしくは、もう発作が来ていて 「どうして楽にしてあげなかったのか」って
後悔しているかもしれないし・・・

まぁ そこは知るすべもないことだけど。





たくさんのワンちゃんと飼い主さんが
この病気で苦しんでいるんだと


そのこともシロの病気で知ることができた。




「かけがえのない存在」があることも

「今自分が生きている事実」も

シロを通して感じることができた。




闘病生活の中で
答えのない日々だったけど


私とサルなりに
シロの気持ちを必死に感じてきた。





今思うのは

「シロは私達を信じてくれていた」ってこと。


『きっとボクのいいようにしてくれる』って
信じていたんだと思う。


それこそ絶対的な信頼・・・



私達もダメダメなりに頑張ったよ・・・シロ。

シロのためにいっぱいいっぱい考えたよ。

この一年ちょっとの闘病生活。


シロが信じてくれたことに
応えられてたらと願う。






長く書いてきたシロの物語も
一応これで終わり。


でも、シロは私達にとって運命を変えるくらい大きな存在だったから
きっと ブログのあちこちで登場すると思う。



だから、シロ、これからもいっぱい思い出すからよろしくね。

masa1.gif
 




【最後に・・】

一年以上もシロを応援して下さり 
ブログを読んで下さった方や
コメント等を下さった方・・・!
大変感謝しております。

シロと同じ病気を抱えたワンちゃんもたくさんいらっしゃると思います。

悩んだり、苦しんだりされている飼い主様もいらっしゃると思います。

シロと同じ状態になるとは限りませんが、
ひとつの闘病生活の例として

参考になれば幸いです。

最後にシロの闘病生活末期の画像を載せておきます。

こちらは、刺激の強い画像になっておりますので、
心の準備をされてからご覧下さい。

本当は私もシロのこんな姿を公開したくなかったのですが、
まだまだデータの少ない鼻腔内腫瘍の一つの症例として
お役に立てられたら幸いです。

以下 ↓ 【シロの最後の戦い】の画像になります。

http://pluslife.sessya.net/simpleVC_20101206160813.html


とら

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シロのあしあと(余命宣告後)

まさか、シロが癌になるなんて。

まさか、後少ししか生きられないなんて。

そう先生から聞いて

いろんな葛藤の中
出来る限りシロが喜ぶことをしてきたつもり。

200803072030001.gif
















シロは幸せだったかな。


きっと 幸せだったよね。


だからこんな顔
いっぱい見せてくれたんだと思う。


200808251408000.gif



おじいちゃんになっても
赤ちゃんみたいだったシロの寝顔。


愛しくて愛しくて
触りたくて

よく起こしちゃったね。

ウザそうにしながらも
私に付き合ってくれた。



シロの匂い。
大好きだった。




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休みになるとドライブが日課だった。

いっぱいいっぱい出かけたね。


力いっぱい走ってくるシロは
本当に嬉しそうで
キラキラしてた。







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どんな匂いを感じてたんだろう。


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余命をはるかに超えて
一緒に過ごせた日々を 忘れない。


毎日の散歩の一歩一歩を 忘れない。


もみじも 雪の日も 桜も 
夏の暑い日も

毎日一緒に歩いたね。


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この頃までは

病気だなんて
全然感じさせずに


いつもの調子で


表情豊かなシロだった。



シロ、お前のおかげでどれだけ家の中に笑顔があっただろう。




何度も何度も思う。




『ありがとう』


『よく頑張ったね』






『 ウン。 ボク ガンバッタヨ 』

シロの声が聴こえる気がする。




【闘病生活でもキラキラのシロ】

とら

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シロのあしあと(成犬の頃)

あんなに小さかったシロは 見る見るうちに大人になった。

太陽でキラキラ光る白い毛。

いっつもいっつも「綺麗な犬だね」って言われてたね。

shiro.gif
























車が苦手だったシロに

サルと二人毎日訓練をして

いつしかドライブが大好きになった。

そうしていろんなところに出かけられたね。

DSCF0010.gif

























引っ越しも何度もしたね。


シロがいてくれたからどこに行っても寂しくなかった。

uwame2.gif













いろんな表情を見せてくれたね。


嬉しそうなシロ
ふてくされたシロ
少し甘えた顔・・・

どんなシロも忘れない。


DSCF0008.gif

















いつも私を守ってくれていた。


強くて優しいシロ。

今思い出すのはこの頃のシロ。


「待て」も「フセ」もすぐに覚えて
言葉だって何でも理解して

本当にいつも通じ合っていたと思っているよ。


DSCF0016.gif























いつ頃から癌になっていたんだろう。

いつも元気なシロだから
なかなか気付いてあげられなかった。

今頃は大好きな遊びを思いっきり出来てるといいな。





【成犬のころのシロ】


とら

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プロフィール

HN:
とらちゃん&サル
性別:
非公開
自己紹介:
とらちゃん♀&サル♂です。
旅にバイク 人生を楽しく生きることをやめずにいるバカ夫婦。

出会いや別れ 失敗や成功
嬉しいことや 悲しいこと
 
いろんなことに日々向き合って
結局は「楽しく」生きていきたいな。

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