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バカ夫婦。

とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。

   

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人生の冒険~決断と準備

前回の続き】


「沖縄に住みたい!!」

一度そう思うと止められないサル(主人)。



不思議と何かに背中を押されるような感じがしていた。



反対していた家族も あることが起こって反対しなくなり

気がかりだった問題も 嘘のようにそのときは穏やかだった。


すべてがGOサインを出している・・・
そう感じた。


勢いが出た。
サルは早速上司に退職の意思を伝えた。


安定した仕事だったから
自分から辞める人なんていなかった。
みんな、退職するまでいたいと思う そういう職種だった。


でも、同僚はびっくりしつつも応援してくれた。
サルは幸せ者だった。


本音はどうだったかわからない。
「そんな甘くない」
「バカじゃないか?」

そう思っている人もいたと思う。
いい笑いものだったのかもしれない。


だけど、やっぱり素直に
「羨ましいよ」
って言って応援してくれる人たちもいて
嬉しかった。



こうなったらもう止められない。
行くしかない。
またやっちゃった・・・(笑)



住むところも何も決まっていない。
当てもない。
もちろん仕事もない。


そして、愛犬シロ。
他人に全く馴れない。
近所の犬とも仲良くなれない。

だけど置いてはいけない。
ここが一番の問題だった。


仕事は行けば何とかなる。(う~ん若い!)
問題は住むところだ。


ただでさえ ペット可は少ない。


ネットで探し 電話をかけて 事情を説明し
ようやく何箇所か候補が出た。


間取り、場所、家賃、保証人・・・
いろんなことを考えた。


当時は沖縄に住むには 
沖縄の人の保証人が必要なところも多かった。


沖縄に知人すらいない私達は
はたして借りられるのだろうか・・・??


不安はあっさり解決した。

その物件は新築で 保証協会というのに入れるとのこと。

正直 新築なんて 高いだろうし
そんな贅沢するつもりもなかったから
相当迷ったけど



場所と間取り、保証人は内地(本土)の人でOK、そしてペット可という条件を
のまないわけにはいかなかった。


犬種の制限はなく、「2匹まで」ということと 「部屋の中で飼う」
というのが条件だった。


当時、シロは屋外で飼っていて、夜寝るときだけ中に入れる
という飼い方だった。


部屋の中で飼えるだろうか・・・??


ううん、やるしかない。


それに、この物件は一階で、小さな庭も付いていた。


写真と間取りを何度も見て


決めた。


電話だけで決めて 敷金などを振り込む。
正直不安だったけど
信用するしかなかった。


とりあえず、一番の難関である
「住まい」は確保できた。


【続きはまた今度】


とら

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今できること

あの大地震から一ヶ月。
まだまだ余震は続いて 日本中は不安に包まれてる。


そんな不安の渦に巻き込まれてるのか
たまたまなのかはわからないけど


私個人も壁にぶち当たっている。


今まで何度壁を乗り越えてきただろう。


壁は大きくて いつも本当は逃げ出したくなる。


でも、後で振り返ると 壁にも意味があったのだと気付く。


だから今回もきっと そうなる。




震災のニュースを見るたび 自分の無力を痛感する。


壁にぶち当たってる私に何ができるんだろう。



私にできること

まずは自分の大切な人を元気づけてあげよう。

まずは自分が笑顔になろう。

大きな声を出してみよう。

話を聴いてあげよう。

相談に乗ってあげよう。


小さなことかもしれないけど
きっと何かに繋がるはず。


小さくても一歩を踏み出さなきゃ。

行動を起こしたことを誉めてあげなきゃ。

これはひとりごと。


でも、同じ思いをしている人に届くといいな。


とら


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忘れられない釣り

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そろそろシーズン・・!
ということでバス釣りの話でも。


あれは、真夏の夕方。
お盆だった。

古くからある大きなダム。
ぐねぐねとした地形
立ち木や馬の背も多く
サルと私の一番のお気に入りのダムだった。

私達はいつも真っ暗になるまでやってしまう。
真っ暗になって 後悔して
「次はもっと早く上がろう!」
と言うんだけど

ついつい・・・・。
気がつくといつも最後。


たまに遅くなる人と出会うことがあるけど
もちろん女の人はいない。
ちょっと恥ずかしい(笑)

バカな夫婦だなって思う瞬間だ。



暗くなったダムはやっぱり薄気味悪い。
立ち木が見えなくてヒヤっとすることも。


でも、暗闇では月がとっても明るいことや
星がたくさん見えることや
時期によっては蛍の光の輝きを感じることができる。


自然って美しい。
そう思うこともたくさんある。


話がそれちゃったけど
その日も夕方の薄暗い時間帯になった。

この時間はバスの活性も高く
私とサルは
『ゴールデンタイム』と呼んでいた。


山が少しずつ夜を迎える準備をする。
風が止まって水面が静かになる。


そこで最高の立ち木を発見。
そこにはおそらくデカバスがついているはず。


サルにチョイスしてもらったバズベイト。
私はバズベイトでは釣ったことがなかった。


サルに教えられたように立ち木のそばを
チュプチュプチュプ・・・とバズベイトが静かに通り過ぎる・・・


その時 ルアーが水面から消えた!


「き・・・来た??」

「デカイぞ!!」サルが叫んだ。


私はどうやらパニくりやすく
今まで大きなバスだとわかれば
バレるわ 切れるわ・・・・( ̄Д ̄;;

悔しい思いをしてきた。


今度こそ!!!
そう思って 力いっぱいあわせた。
(あわせるっていうのはルアーについた針をバスの口にフッキングさせること)


お・・・重い。
まるで地球。


木にフッキングしたの?って思うような感触。


(たまに、「でかい!!」
と思って思いっきりあわせると
実は木で 恥ずかしい思いをする。

おまけにルアーも木に深くフッキングしてロストすると
辛さ倍増・・・という経験はきっと誰にでもあるだろうと思う。)



でも、水面がユラユラと揺れている。

バシャ!!!
遠くで水しぶきが上がる。

大丈夫!魚だ!!



「落ち着け!!落ち着けよ~~!!」
サルが叫ぶ。
サルも相当興奮している。


立ち木のすぐそばだったから
木に巻かれたら最後だ。


「リール巻けよ!巻いてるか?」
サルが聞く。

「巻いてるよ」
必死に竿を動かしながらリールを巻いてるのに
立ち木のそばからバスは動かない。



「げ!!ボートが引っ張られてる・・・!!!」

うそ?!
二人乗りのジョンボート。
バッテリーも乗っているから軽くはないはず・・・・。


サルがフットコンを操作して何とかボートを立ち木から離そうとする。


「なんて力だ!!」
サルも苦戦している。

一体何が釣れたんだろうって思った。

釣り上げられるのか?って思った。


でも、絶対に 絶対に 今度こそ・・・・!!
そう思って慎重に竿を操作した。


【長くなったので続きはまた今度】


とら

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黄泉の国?

毎月書いているのだけれど
シロがいなくなって5ヶ月が経った。


よく、四十九日までは その辺りにいるとか
気配や匂いがするとか そんなことを耳にするけど

シロの場合も不思議なことがいろいろあった。


シロがいなくなって数日が過ぎた頃
シロのいない現実が辛くて なんだか身体もだるくて
おまけにとても冷え込む日だったから

サルが出勤した後 もう一度布団に入って二度寝をしていた。


すると夢を見ていた。

だれかのお葬式だった。
親戚が集まっているんだけど、私の顔見知りは誰もいない。


黒い服の人たち。
なんだかとても身体がだるくて 頭も痛くて

とにかく横になりたくて

「2階でちょっと休んでくるね」
その辺の人に行って 私は階段を上がっていく。


いつの間にか黒い服ではなくパジャマを着ていて(夢って不思議)

ようやく2階に上がると そこはだだっ広い 体育館のような場所で 何だか薄暗かった。


よく見ると そこここに布団が敷かれている。
それも白い布団で せんべい布団というやつだ。

等間隔に並べられた布団に よく見ると 人が寝ている。

見たこともない おじいさんや おばあさん。

枕元には行灯のようなものが一人に一つずつ置かれている。


後で、この状況はやばいと思ったんだけれど
夢の中の私は とにかくしんどくて 休みたくて 横になりたかったから
不思議なことに気味が悪いとか そんなことを思う余裕もなかった。


そこに亡くなったサルのお父さんが現れた。
懐かしくて 安心して嬉しくなって

「おとうさん・・・!!」と笑顔で話しかけた。

お父さんも笑顔で 迎え入れてくれた。(いかんだろう・・・・汗)


とにかく横になりたい私。
見ず知らずのおばあさんが 私に隣の布団に入るように手招きしてくれる。


ああ。ようやく横になれる。 疲れた・・・
そう思ってせんべい布団にもぐりこんだ。

さあ、眠ろう・・・


そう思って目を閉じたとき

「シロもここに来てるよ」
お父さんが言った。


え・・・???シロ??
ホント??会いたい・・・!!


そう思ったけれど目が開かない。

すると鼻にシロの舌を感じた。
ベロベロと鼻息まじりに鼻を舐める。

あ・・・!シロが本当にここにいる・・・!!


鼻はベタベタだけど 嬉しくて嬉しくて
目を開けてシロの姿を見たかった。
シロに触れたかった。


すると、
「お~い、起きろよ~~」
とサルの声がした。(もちろん夢だけど)


シロに舐められているはずの鼻を
サルがちょんちょんと触っていた。


私はそこで目が覚めた。


鼻を触ったけれど シロに舐められたはずなのに
ちっとも濡れていなかった。

もちろん、サルもいなかった。


ただ、とても寒く身体は冷えていた。


起きてすぐは シロの気配を感じられたことが嬉しくて
久しぶりに大好きだったお父さんに会えたことが嬉しくて


いい夢みたなぁ~~って思っていた。


でも。
ひとつひとつ思い出すたび


あれはもしかして、この世じゃなかったんじゃないかって思えた。


私、あのまま死んじゃってたのかな・・・??
まさかとは思うけど


原因不明の死っていうのもあるって聞く。

こ・・・怖い・・・・


でも、それをシロが助けてくれた。
シロが私にまだまだ生きていてって言ってくれた。
そう思った。


あれからシロは夢に出てこない。
無事に成仏したんだろうな。


私は霊感とかもないんだけど
あんなに愛して いつもいつも傍にいた シロ。


どんなことが起こっても当然だと思った。


まぁちょっと怖い話だったかもしれないけど
私にとっては 大切な経験だった。


命。ありがとう、シロ。



とら

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金魚、次々に病気に。

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金魚ネタ
の続き・・・

12リットルの小型水槽に小さなエサ金 子赤一匹で冬を越した。

子赤は元気で随分私にも慣れてかわいい・・・んだけど

やっぱり華やかさに欠ける・・・・・。



春が過ぎて暖かくなり ヒーターもいらなくなる。
初夏♪ そろそろ 金魚を増やしたい・・・!!!


ホームセンターで琉金が安売りしている♪

見に行くと コメットも同時に安売りしていた。

ラッキー♪



少しは勉強した私。
前回のコメットは鱗がすこし剥がれていた。
病気などに感染しやすい個体だったのかもしれない。



できるだけ綺麗で 目がよく動く
強そうな子を選ぼう。(これは大事らしい)


力強くブリブリ泳いでいる赤い琉金と
赤に真っ白の横筋の入った綺麗なコメットを購入!

よ~し。今度こそ・・・!



水あわせをして慎重に水槽に・・・・


琉金だけが泳ぎが遅いのかな?と思いきや
一番気が強いのか
子赤やコメットを追いたおす。



う~~ん。。。金魚って難しい。


3日目。コメットが元気がない。
琉金に追いまくられたからかな?

少し塩水浴をしてみる。


元気になったようにみえた。
塩ってすごい・・・!!そう思っていた。



うちに来て6日目
ナント・・琉金に白い斑点が・・・・

これは白点病・・・???


一番元気に見えた琉金だったのにどうして??


もしかして、病気になってイライラして
攻撃的になっていたのかもしれなかった。(そういうこともあるらしい)


調べてみると水が悪いらしい。
とにかく水槽を掃除してみた。


その間 琉金は塩水浴。


翌日 今度はコメットに白点が・・・・・(泣)


もう・・・やんなっちゃう。

どうしてこうなっちゃうんだろう・・・・



調べてみると 白点病は水温を上げると良いらしい。
白点の虫が高温に弱いとのことだ。

25度以上、28度くらいがいいのかな。


でも・・・・うちには18度固定ヒーターしかない・・・・(ガーン)


仕方なく ダイヤル式のヒーターで 35度まで対応しているものを購入・・・(泣)
これがたしか3000円以上したと思う。(4000円近かったかな)


数百円の金魚のために 泣きそうになってくる・・・・



サルが「金魚って難しいな・・・よくそんなことお前続けられるな」
と私に言った。


正直、金魚の病気にはもううんざりしていた。
ネットで調べてると あれも良くない これも良くない・・


どうやら金魚一匹飼うのに10リットルの水が必要とのこと
うちは12リットル水槽だから・・


せいぜい一匹じゃあないか・・・・・!!!



本当に、もうバカでバカで嫌になっちゃうんだけど
ここまで来て引き下がれない。


勝負に出た。
45センチ水槽を買った。(水は25リットルほど)


どうだ、まいったか!!!


まいったのは・・・・・私だった。


【続きは今度】


とら

 

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日本人として。

今回の地震で 日本人が海外メディアから賞賛されてるっていうニュースを見た。

略奪が起こらない。
列を作って物資をもらう。
あれほどの思いをしたのにパニックにならない。
非常事態でも相手を思いやる。

そういった行動が海外から見ると
「手本にしたい」と思えるとのこと。


あちこちの国が日本を讃えていた。


日本人が海外に誇れるものがあった。



きちんとしている日本人ってつまらないなって思ったこともあった。
自分を抑え、しんどいなって思う事もあった。


だけど、誇れるところでもあるんだって感動した。
「日本人だ」 って胸張れるところもあるんだって嬉しくなった。


日本にもいいところいっぱいあるんだ。
何かが起こると見えることもある。


支援の輪も広がっている。
日本全体の問題として 自分の問題として
一人ひとりができることをする。



それに、日常をしっかり生きることも大切なこと。


今回の災害で日本の経済にはかなりのダメージがあるはずだから
(まだまだこれからダメージは来るだろうから)

しっかり働いて
お金も使って
経済活動もちゃんとしないとね。


日本をちゃんと動かさなきゃあ。


こんなときだからこそ
毎日を一生懸命生きて
一人ひとりが強くなることも
日本を支えることになると思う。


仕事があって ボランティアに行けなくても
仕事をするって行動が
日本を元気にしてるんだと思う。


だから仕事もしっかりしなきゃね。


笑うことも大切だよね。
こんな時なのに
じゃなくて
こんな時だからこそ

心に栄養を。
周りに笑顔を。


だよね。


何だか自分に言い聞かせてるのかも・・・
って感じの文になっちゃったけど


まだまだある問題に立ち向かえるように
自分自身を精一杯生きて
この苦境を乗り越えられる力になれたらいいな。


とら

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大地震から思う事

大地震・・・・津波・・・原発問題・・・
こんなことが起こるなんて。



どんな言葉も消えてしまいそう。
かける言葉も見つからない。



私の地域は大丈夫だったのだけど
これは 日本全体の(地球全体の?)被害なんだと思う。



地震の被害のなかった地域も
被害のなかった人たちも
 

「日本人として」

「人間として?」

力を合わせる必要があるんじゃないかって感じる。



・・っていうか
そうしなきゃ日本は終わっちゃうかもしれない。



食品や燃料などの不足
停電
交通の不便
株価の暴落
放射能の不安



支援金
節電


いろんなことがあるし 
いろんなことができる
これからもっと増えるかもしれない。



できないことも多くて
はがゆいこともある。



だけど、今回は日本全体の被害だから


「かわいそう」
「大変ですね」
「頑張って」

というより


一人ひとりが
自分達の国の問題として
考えていけるといいなと思う。


私にもできることがあるかもしれない。
小さな力かもしれないけど
意識がそう向くことによって
小さな力も集まれば 何かが動くかもしれない。


そう思って義援金と節電はしているけれど
まだまだ被災地では足りないものだらけだと放送している。


具体的にはわからないことだらけ。
だって。
過去最大なんだから


すべてが未体験なんだから・・・


もともと愛国心なんてなかったし
日本人の誇りとかもなかった。


でも、映像を見ていて
何かを感じる。



「何かできないかな」
って気持ちが湧き上がってくる。



親子が抱き合ってる新聞記事の写真。


胸が熱くなる。
私は父や母と抱き合ったことは一度もない。


そういうことが苦手な日本人が
命や愛を確かめ合うように抱き合う。


最悪の状況の中で
キラリと輝くものもあるんだと感じた。


そういう「輝き」を拾い集めて
勇気と希望に変えていけたらいいなと思う。



とら


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人生の冒険~沖縄移住?

前回の続き】

何がどうしてそうなったのか・・

突然「沖縄移住」の話が出た。

二人とも沖縄にはちょっとした旅行で一度行っただけ。

もちろん知人もいない。


どうして沖縄だったのか・・・


それは単純な理由で
『パスポートのいらない 言葉の通じる 南の島』
だったから(笑)


頭がおかしくなっていたのか(笑)
日常をぶっこわしたかったのかもしれない。


もちろん身内に反対もされた。


「何を甘いこといってるの?」
「いつまで夢みたいなこといってるの?」

そんな風に言われた。


「そんなに甘くない」というのはたくさんの人に言われたけれど
そういうことを言ってくれる人は
実際は「その経験者」じゃなかった。


たしかに甘くないのかもしれない。
だけど、もしかして甘いかもしれない。


それに、実際その時の生活も甘くなかった。


何を「甘い」っていうんだろう・・・


バカ夫婦はバカだったから
その辺のことがわからなかったのかもしれない(笑)


ほとんど知らない土地に住む。
それって面白そうじゃあないか。


まずは、下見!ってことで
一度二人で沖縄に行くことになった。


気候、風土、生活、食べ物・・・
沖縄のいろんなことをまったく知らなかった。


当時「ちゅらさん」が流行っていたみたいだけど
私達は見ていなかったから
よく言う「沖縄病」ではなかった。


行くって決めて下見をする。
やっぱり私達らしい。

でも。
今なら思う。


「もっと情報は必要だ。」


たしかにあまり頭でっかちになるほど情報を集めすぎて
動けなくなることもあるけど


何事も備えはあったほうがいい。


それに気付いたのも
バカな行動のおかげなのだけど・・・・。


結局一度の下見で おおいに気に入った私達。

七色の綺麗な海
暖かい冬
目が痛くなるほどの太陽
透けるような青い空
入道雲
ため息の出る夕焼け


沖縄そば
タコライス
ソーキ
ゴーヤーチャンプルー

・・・ん?食べ物(笑)


日本でありながら日本でないような
そんな光景に夢は膨らむ・・・・!!

『絶対に沖縄に住みたい!』


そう強く思った。


【続く】


とら

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人生の冒険~認めること

前回の続き】

私もサルも ようやく得たその毎日が
「なんだか違う」って思っていたんだけど

認めるのが怖くて
言葉に出来なかった。

言葉に出すと 押しつぶされそうで。


いつの間にか数年が経っていた。


そんな綱渡りみたいな毎日に変化があったのは
やっぱりボロ家だった。


冬の寒い日。
湯沸かし器が「ボン」という音を立てて壊れた。

無理やり付けたような古い湯沸かし器だったから
壊れるのも無理はない。


さっそく大家さんに電話すると・・・

「それは、以前住んだ人が勝手につけたものだから
うちは関係ない」

と冷たく言われた。

冬の寒い日。
お湯が出ない状態。
惨めだった。


仕方なくホームセンターに湯沸かし器を見に行くと
ガス栓やホースまで取り替えないといけないらしい。



もうなんだか やんなった。
いろんなことが やんなった。



「こんなはずじゃなかったのに・・」


どちらからともなく
ポロっとそんな言葉がこぼれた。



頑張ってきたけど
ここは思っていた場所じゃない。

目指してきた場所じゃない。


周りに乗せられて それを信じて頑張ってきたけど
私達が望む場所は どこにもなかった。


どうすればいいかわからないけど
でも、今が違うことはわかる。


初めて認め 口に出したことで
絶望の中に希望が見える気がした。


そして、大きく人生が変わり始める・・・・


【続く】


とら

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人生の冒険~ひどい住まい

前回の続き】

今まで引っ越しをたくさんしたけど
当時の住まいは最低だったな。

でも、その最低な住まいが
最低な日常から出るきっかけをくれた。

・・・ということは結局「最高の住まい」だったのかもしれない。


人生
『終わりよければすべて良し』


こういうところ 気に入ってる。

途中はいいんだ。
ちょっとくらい情けなくても。
失敗しても
かっこわるくても。




で、そのひどい住まいはというと・・・


いつ建てられたかわからないくらい古く
天井は低く 暗い。

トイレは狭く サルが入ったら扉が閉まらない(笑)

隣りとは壁がくっついていて 声が丸聞こえ。

そんなところに 結構しっかりした家賃を払って住んでいたわけは


「愛犬シロ」だった。


素敵なマイホームを泣く泣く手放し
シロとともにやってきた 新しい場所。


そこは随分地代が高く 
庭があって 犬が飼えるところなんて
なかなか なかった。(当時は)


だから サルの勤務先から遠くても
家の前をダンプが通っても
日が当たらなくても
すきま風ピュ~ピュ~でも


シロと一緒に住める家が
そのひどい住まいだった。


でも。
なんだかそんなところに住むことも
最初はちょっとワクワクしたっけ。


新しい土地
新しい生活


面白い事だってある。


そしてそんな住まいとも
すぐに「さよなら」できる・・・って
そう思っていた。


人生 そう甘くはない(笑)


引っ越しというのも
案外お金がかかるもので

もちろんお金だけじゃなく 
手間も時間も・・・


だから ついつい 日常を続けていた。
不満を抱えながら 
不安も抱えながら


シロもきっとあの頃の暮らしは
好きじゃなかっただろう。


せっかくの庭も 日当たりが悪く
大家さんはペットのことなんて
絶対に考えてないってこと よ~くわかった。


古く 汚く 立地が悪いから
「ペット可」にしておけばいいって思ったんだろう。


まぁとにかく
そんなひどい住まいだったせいで


毎日の生活が なんだか 貧困臭が漂っていて(笑)

なんのために ここに来たんだろう・・・って

そんな風に思うようになっていた。


【続く】


とら

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プロフィール

HN:
とらちゃん&サル
性別:
非公開
自己紹介:
とらちゃん♀&サル♂です。
旅にバイク 人生を楽しく生きることをやめずにいるバカ夫婦。

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嬉しいことや 悲しいこと
 
いろんなことに日々向き合って
結局は「楽しく」生きていきたいな。

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