ついに6月になった。
シロが余命宣告をうけた去年、
「年が越せるだろうか?」と思った。
それがもう6月になった。
シロの生命力は本当にすごい!!
それも、ただ「生きてきた」のではなく
生き生きと生きてきたのだ。
そして今も。
匂いもわからないけれど
毎日散歩には行く。
匂いを嗅ぐことはなくなったけれど
まだまだグイグイと歩く。
強いシロはまだまだ健在だ。
「もっと行こう!」とグイグイ歩く。
ちょっと高くなった草にオシッコをかける。
鼻が詰まって苦しそうだけど
ブーブーいいながら甘えてくる。
それがまた愛おしい。
私の後をついてまわる。
きっと不安なのかもしれない。
寂しいのかもしれない。
それがまた愛おしい。
不思議なことに
シロは今年 毛変えをしない。
もう暑いというのにまだ冬毛だ。
モコモコのシロ。
とても暑そうだけれど
愛おしい。
もしかしたら、毛変えをする余裕がないのかもしれない。
それとも、必要がないのかもしれない。
それとも、私がモコモコのシロが好きだからかもしれない。
とにかくシロは悪化しながらも
相変わらず可愛くて愛おしくて強い。
いつまで一緒にいられるかわからないけど
もう、きっと近いのだろうけど
シロは今日まで元気に生きた。
まだジャンプだって出来る。(お菓子をもらうときは)(笑)
まだ鳥だって追いかける。
きっとシロは家を守ることが、私を守ることが仕事なのだろう。
病気になっても健気だな。
犬って本当に・・・・!!!
だから愛おしい。
絶対にシロと過ごしたこの12年半を忘れない。
そしてこの最期のときの濃い時間を絶対に忘れない。
とら
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