ここのところ、症状がひどいなりに安定していたシロ。
何だかこのままずっと生きるような気さえしていた。
まるで、シロは最初からこんな風だったように自然に。
・・というより、シロは随分前にいなくなって、今はシロに似た「何か」と一緒にいるような。
それはとても愛おしくて
とっても手がかかるけど
守ってあげたくて。
でも、時々思う。
シロはどうしたいんだろう?
毎日の出血、膿、鼻づまり、くしゃみ、ふらつき、痛み
こんなたくさんの苦痛を抱えながら
生きることは
シロはどうなんだろう?
時々ぐっすりと眠れるシロは
夢の中で走っている。
目が覚めたら走れない自分がいる。
眠っているときのほうが幸せなんじゃないか。
そう思えてくる。
(実際そうかもしれない)
だったら、ずっと眠らせてあげたほうがいいのかも。
そう思えてくる。
生きていればそれでいいとは 私は思えない。
生き生きと、幸せに生きてこそ「生きること」だと思う。
もちろん、生きてくれていることで周りが嬉しいこともある。
だけど、本人の苦痛を伴うなら その幸せは身勝手なことになる。
きっと正解はない。
そして、犬である以上、後悔をしないこともないだろう。
どうしてあげたって、それが本当に愛犬のためになったのかなんて
一生わからないんだから。
シロの声が聴けたら・・・・
夢にでも出てきてくれないかな。
そして、シロの気持ちを聴かせて欲しい。
だけど、優しいシロはきっとこう言うかもしれない。
「サルととらちゃんのいいように」
って・・・。
だからいろんな決断をこれからしていかなければならない。
今までだってもちろん決断をしてきたけれど
それはシロの幸せな笑顔があったからそう難しくなかった。
だけど、今からはサルと二人で考えなくては。
答えなんて出ないかもしれないけど
とら
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