3日ほど何も食べなかったシロ。
食べないだけでなく、水も舐める程度だった。
それが・・・
昨日から普通に食べるようになった!
今まで以上に食欲があるようで
最近食べられなかった パンやビスケット ドライフードなどもガツガツと食べる!
まるで3日間の空腹を埋めるかのように。
水も、昔のようにジャブジャブと音を立てて飲む。
豪快なシロ。
懐かしいシロ。
でも、急に食べ過ぎると 身体に負担がかかるのでは?と
少しずつ与えるんだけど
「足りない」
という顔でお皿を睨みつける。
今は 『妖怪喰っちゃ寝』になって
熟睡しては食べ
食べたらまた眠っている。
もちろん、量は調節している。
一度の量は少し。
そして回数が多い。
これならきっと大丈夫・・・!
こんなに微笑ましいシロは久しぶりだ。
きっと幸せなんだろう。
目も違う!
足取りも違う!
この先に痙攣発作が待っているとしても
こうやって食べて眠るシロを見ると
嬉しくなってしまう。
食べられなくなったら
歩けなくなったら
幸せでなくなったら
お別れをしたほうがいいのか・・・
と思っていたつもりだったのに
時々お手をしたり
ジ~っと顔を見たり
シロらしさがふと見えるたび
やっぱりまだまだ生きて欲しいと思った。
弱い飼い主でごめんね。
シロを長く苦しめるだろうに
一緒にいたくてごめんね。
食べなくなったとき
このまま弱って死んでしまうほうが楽なのかとも思った。
発作がくるよりも そのほうが安らかなのではと・・・
でも、食べてくれて嬉しい!
素直に嬉しい!
シロはやっぱり自分で自分をわかっている。
3日間の絶食できっと体調を整えていたのだろう。
食べずに
じ~っとして
身体を回復させていたのだろう。
無理に食べさせなくても
シロは食べたいときは食べる。
食べないときは何か理由があるんだ。
シロはすごい。
私があれこれしなくても
こんなことができるなんて。
あの食欲の塊だったシロが
こんなことをするなんて。
改めてシロを尊敬した。
病気になってもカッコイイよ シロ!
顔も変形してハンサムではなくなったけど
それでもカッコイイ。
大きな黒いキラキラしてたシロの目は
左は腫瘍の腫れに押され ほとんどなくなってしまった。
小さくなった目に容赦なく膿が覆う。
拭いても拭いても溢れ出る。
残された右の目も膿が出始めている。
そのうち左目のようになったら
シロは見えなくなってしまう。
スッキリと鼻筋が通っていた鼻は
真ん中からぼっこりと腫れあがっている。
それでもやっぱりシロはかわいい。
顔の変形があるかもしれないって知った時は
めちゃくちゃに泣いた。
こんなにかわいいシロの顔が
変わってしまうなんて
怖くて
かわいそうで
あまりに辛くて
でも、やっぱり愛おしいわが子。
親バカでよかった。
今でもカワイイ。
シロの存在が愛おしい。
辛い病気だけど
苦しいことも多いけど
シロはきっと
寂しくない。
私とサルの気持ちはいつもシロにあるから。
今もスヤスヤと寝ている。
不細工になったから まるで白豚みたいだけど(笑)
この白豚を笑って見守る今日に感謝!
とら
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