とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。
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シロが余命宣告を受けてから ついに8ヶ月が経った。
余命を4倍近くも超えてシロは生きている。
楽しいことだけをして・・・。
そんなシロも先週から体調を崩した。
ついに鼻が完全に詰まってしまったようだ。
口でうまく息ができないのか、ここ数日は眠れていない。
眠くて眠くて我慢できずに寝ようとすると 息が止まる。
苦しくて 「プハ~プハ~ッ」と大きく荒い息をする。
その姿があまりに痛々しく苦しかった。
眠りたい。
眠りたいのに苦しくて眠れない。
それはどんなに残酷なことだろう。
食う
寝る
遊ぶ
というシロの大好きだったこと
「寝る」ことができない。
自然に体力が弱ってきて、散歩も元気がなくなった。
出血も増えて
食べ物が喉にひっかかるようになってきた。
食べること
寝ること
遊ぶこと は
すべてがバランスよくあるのだと思った。
何かがうまくできないと
一気に身体は弱る。
これはシロに限ったことではない。
シロの元気オーラが消えた。
シロらしさが消えた。
今は呼吸をすることに必死だ。
体が酸素を求めているのだ。
私は何もしてあげられないのか。
夜中に苦しそうなシロに声をかける。
でも、何もしてあげられない。
「眠らせてあげたい。
苦しいのなら、永遠にでもいい・・・」
そう思った。
あっというまに涙が溢れてきた。
もう覚悟はしているはずなのに・・・
すると、シロは
「泣かないで」というように
お腹を見せる。
眠れないくせに
しんどいくせに
本当に優しいシロ。
私はシロに何ができる?
苦しみをとってあげることができるかな?
先生に頼んで睡眠薬を処方してもらった。
強制的に眠らせてあげるものだけれど
呼吸がうまくいかなかったら
そのまま永遠に眠ってしまう可能性がある。
まだ使えずにいるけれど
もう生きていることが苦しいのなら
安らかに眠らせてあげたい・・・・
鼻腔内腫瘍の最期は飼い主には相当辛いらしい。
それは放射線治療をしてもしなくても同じこと と先生は言っていた。
きっと最期は近い。
怖いけれど
正直今のシロを見ていると 私まで参ってしまいそうになる。
大好きだから楽にしてあげたいけれど
大好きだからやっぱり一緒にいたい・・・
だから 苦しい。
弱い飼い主でごめんね。
とら
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