【
前回のつづき】
朝食をやめたことで もう一つすぐに感じたことが
「食事が美味しい!」
ということだった。
お腹がしっかりと空いたお昼ご飯の美味しいこと。
サルと二人揃って食べる夕食が美味しいこと!
以前はお昼ご飯は面倒だなと思っていた。
できるだけサっと済ませられるもので
洗い物が少ないもの
お茶漬けや納豆でいいや~みたいな感じだった。
でも、しっかりお腹が空いてるから
どうせなら美味しく食べたい。
空腹の胃が喜ぶような優しいものを食べたい!
そう思うようになり
少しずつ工夫をするようになった。
ちょっとだけ手間をかけた一人ランチは
美味しくて幸せで楽しみになった。
もちろん、夫婦揃っての夕食も
せっかくだから楽しみたい!・・と工夫をするようになっていく(笑)
空腹は最高の調味料!
というような言葉を聞いたことがあったけれど
あれは本当だなと思った。
これだけ書くと「いいことばっかり!」
みたいだけれど(たしかにそうなんだけど)
好転反応のようなものもしっかりとあった。
胃腸の施術を初めて受け
朝食を抜いてから5日後くらいだったかな
元気なのに突然喉がイガイガし
「あれ?風邪かな?」
と思ったら数時間後に発熱。
びっくりしてすぐにお布団に入る。
一時38度くらいまで熱が上がる。
風邪なのかどうかもわからない。
もしかしたら朝食を抜いたことで身体が好転反応を起こしているのかも!
きっと内臓がようやく動き始めたんじゃないか?
何だかそんな風に思えて
「身体が不調なときは食べ物を控えた方がいい」
という先生の言うことも思いだし
せっかくなので昼食も抜いてみた。
発熱があるときはお腹も空かない。
水分だけ摂って
汗をしっかりとかいた。
昔から風邪を引いたら
「栄養を取らないと!」
「薬と飲むために食べないと!」
と食欲もないのに
無理に食べたっけ。
でも、そのときは食べなかった。
夕方になり、少しお腹が動き出し
少しなら食べたい気がした。
サルにも付き合ってもらい
うどんを少し。
そしてまた寝た。
翌日もまだ37度台の熱があった。
朝も抜き 昼も抜いた。
汗もいっぱいかいた。
よく眠れた。
夕方になりようやく本当にお腹が空いてきた。
すると熱も下がってた。
「もう大丈夫!」
そんな気がして起き上がる。
優しいものを簡単に作り
少しずつ食べる。
うん、美味しい!
翌日からすっかり元気になり
なんだったんだろう?
という感じだった。
その後は一度も熱がどころか
風邪もひかなくなった。
その時感じたのは
お腹が空かなければ
食べなくても ちゃんと身体は元気になってくれるってこと。
体調の悪いときは無理して食べなくていいって実感した。
先生曰く
「そういうときのエネルギーはちゃんと肝臓が蓄えてくれてます」
だそうだ。
肝臓さん、おそるべし!
その時の発熱はまるで
今まで苦しかった内臓が
「苦しかったんだよ!」
って意思表示したような
そんな感じだった。
これからは胃腸の声をちゃんと聴こう。
そう誓った。
【つづく】
とら
※熊本県で被害に合われた方々が1日も早く安心できる毎日が来ますように。。。。
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COMMENT
No Title
感動です。精密な機械よりはるかにはるかに。
自分はどちらかというと朝食を抜くと駄目みたいです。
人間それぞれ個体差があるから、
あくまでも一般的に良いって言われている事も、人それぞれなんですよね。
体格も違う、体力も違う、性格も違う、生活も違うそれを一概に一つの事でまとめるってできませんもんね。
ビッグヘッド様
そうなんですよね!
一人ひとり違うんですよね!
誰かにとっていいことが
自分にとってはいいことでもなかったり
またその逆も。
自分の体に聞いていくのが一番だなって思います。
本当に身体はすごいな~と
私もここ最近感動ばかりしてます!!
今まで身体の声を無視してきた分
これからはよ~く相談して(笑)
大切にしていきたいなと思います。
とら