【
前回のつづき】
不安定な毎日はどこかフワフワしていた。
自分のイメージが勝手に一人歩きしているような気分だった。
でも、本当にしたいことをやれていると思い込んでいた。
それほど、人は自分自身の「やりたいこと」がわからないんだ。
「これがやりたい!!」と思っていることすら 間違っていることがある。
もちろん、正解があるわけじゃないけど 人は思い込みで生きていることもよくある。
当時の私たちはまさにそれだったんだろうと思う。
慣れないこともいっぱいやった。
苦手なこともいっぱいやった。
きっと とても頑張っていた。
そして、少しずつ 実になってきていると感じていた。
そんなときだった。
私たちにとって どん底への切符となる 最悪な事態が起こったのは・・・
順調で 一番大きくなっていた ビジネスがコケた。
人が絡んでいるだけに 自分たちでどうにかできることではなかったし
そんな力もなかった。
コケるときは ある日 何の前触れもなくやってくる。
急に収入が激減する。
入るはずのものが入らない。
まさに 悪夢だった。
起こっている出来事が本当に現実なのかと思うほどだった。
きっとすぐに持ち直すんじゃないか・・・
そんな淡い期待を口にしても
きっとどうにもならない予感はしていた。
【つづく】
とら
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