【
前回のつづき】
最悪の生活のときは
その最悪に気付かない。
どこかで気付いているのかもしれないけど
それを認めたくなくて
今が幸せだと思いたくて
自分をだます。
そんな生活だったかもしれない。
そんなお互いを労わるように
とにかく夫婦でよく話をした。
バカな話ばっかりだったと思う。
バス釣りの話
パチスロの話
ほとんどがそうだったかな(笑)
大きな魚を釣ったときのことを二人で話していると
また釣りに行きたくなる。
無心で魚と向き合ってると
何もかも忘れてただ、大きな魚を釣りたい!とだけ思う。
パチスロでたくさんボーナスを引いたときの話をしていると
またパチスロに行きたくなる(笑)
台に向かって打ち始めると
いろんなモヤモヤがス~っと消えていく気さえした。
そんな堕落した生活でも
その時はそれで幸せを感じていた。
寝る時間も忘れるくらいよく二人で話をした。
それが唯一の本当の意味のリラックスした時間だったのかもしれない。
でも、何かをきっかけにして
悩むサルがいて
それを何とかしたくて
もがく。
サルは冒険や変化をしているときが一番生き生きしている人だから
定年までジ~~~っとしてるだけの
変化も向上もない、もちろん冒険とは程遠い
その時の仕事が苦痛だったんだと思う。
だけど、仕事とはそういうもの。
そういう常識があるのもわかってる。
サルが大人になりきれてないのかもしれない。
私だって大人になりきれてないのかもしれない。
だけど、それを無理に大人にはめようとすると
何かが壊れていくような気がした。
でも、生きていくうえで仕事は大切だし
そのために我慢や努力が必要なことも理解はしていた。
そんな葛藤の毎日で
見えないストレスはどんどん増えていく。
そして、ある時、古い家の湯沸かし器とともに
私たちも爆発した。
→その記事はコチラ
その時は最悪の気分だった。
自分の人生を認めるのも嫌になるくらいだった。
だけど、目をそらさずに自分達の気持ちを見てよかった。
とら
【つづく】
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