新年あけましておめでとうございます・・・!
2014年もよろしくお願い致します。 とら&サル
【
前回からのつづき】
サルとのご近所生活が始まった。
前と違って会える回数が増えた。
それはとっても素敵なことだけど
やっぱり当たり前だけど
近づいた分だけ 些細なことで喧嘩をするようになる。
サルも新しい環境に必死で慣れようとしていたし
新しく仕事も始めたばかりだった。
私も何だか力が入っていたんだと思う。
せっかく来てくれたから「良かった!」って思ってほしい。
そんな風に・・・。
だけどなんか空回りで
「離れていた頃のほうが良かったかな」
そんな空気にもなったりした。
よく言うよね。
「なかなか会えないからこそ 会いたいと思う」とか
「障害があるほど必死になる」とか。
そういうのがちょっとわかった気がした。
もちろん近くにいて会えることはとっても嬉しかったし楽しかった。
だけど、夢をやめたばかりのサルは何だか毎日を持て余しているように見えた。
口には出さないけど、後悔をしてるんじゃないかって
そう思えた。
私が勘ぐり過ぎなのかな?
でも
何かに夢中になってほしい。
そう思った。
後悔されることが怖かったのかもしれない。
ちょうど、二人してはまっていたスポーツ漫画があった。
サルはいつも、「やってみたいな~」って言っていたから
やってみれるように体育館を借りて
友達を誘ってみた。
一度だけのつもりだったけれど
みんな暇だったのかいつの間にかチームが出来た。
初心者の集まりだったから
すぐにバテるし下手くそだしひどいもんだった。
だけど、スポーツはいい。
いつの間にか気づいたら集まる仲間になっていた。
私は運動は苦手だったけど
サルが何かに夢中になっているのが嬉しくて
いろんなことを企画して盛り上げた。
今思うと、全然ダメな私たちだったけれど
仲間はいつも楽しんでくれていた。
バカなことで盛り上がって
みんな笑っていた。
社会人になっても青春を感じられるんだな・・・。
このまま、年をとってもみんなでバカなことやっていたいな。
そう思えることが嬉しかった。
【つづく】
とら
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