とらちゃんとサル。 バカ夫婦歴22年。 何年経っても仲良しで冒険好きな夫婦です。 そんな人生の旅の途中。 出会いや別れの中で気付いたこと、思ったことなどを綴っています。
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今回の地震で 日本人が海外メディアから賞賛されてるっていうニュースを見た。
略奪が起こらない。
列を作って物資をもらう。
あれほどの思いをしたのにパニックにならない。
非常事態でも相手を思いやる。
そういった行動が海外から見ると
「手本にしたい」と思えるとのこと。
あちこちの国が日本を讃えていた。
日本人が海外に誇れるものがあった。
きちんとしている日本人ってつまらないなって思ったこともあった。
自分を抑え、しんどいなって思う事もあった。
だけど、誇れるところでもあるんだって感動した。
「日本人だ」 って胸張れるところもあるんだって嬉しくなった。
日本にもいいところいっぱいあるんだ。
何かが起こると見えることもある。
大地震・・・・津波・・・原発問題・・・
こんなことが起こるなんて。
どんな言葉も消えてしまいそう。
かける言葉も見つからない。
私の地域は大丈夫だったのだけど
これは 日本全体の(地球全体の?)被害なんだと思う。
地震の被害のなかった地域も
被害のなかった人たちも
「日本人として」
「人間として?」
力を合わせる必要があるんじゃないかって感じる。
・・っていうか
そうしなきゃ日本は終わっちゃうかもしれない。
食品や燃料などの不足
停電
交通の不便
株価の暴落
放射能の不安
支援金
節電
いろんなことがあるし
いろんなことができる
これからもっと増えるかもしれない。
できないことも多くて
はがゆいこともある。
だけど、今回は日本全体の被害だから
「かわいそう」
「大変ですね」
「頑張って」
というより
一人ひとりが
自分達の国の問題として
考えていけるといいなと思う。
私にもできることがあるかもしれない。
小さな力かもしれないけど
意識がそう向くことによって
小さな力も集まれば 何かが動くかもしれない。
そう思って義援金と節電はしているけれど
まだまだ被災地では足りないものだらけだと放送している。
具体的にはわからないことだらけ。
だって。
過去最大なんだから
すべてが未体験なんだから・・・
もともと愛国心なんてなかったし
日本人の誇りとかもなかった。
でも、映像を見ていて
何かを感じる。
「何かできないかな」
って気持ちが湧き上がってくる。
親子が抱き合ってる新聞記事の写真。
胸が熱くなる。
私は父や母と抱き合ったことは一度もない。
そういうことが苦手な日本人が
命や愛を確かめ合うように抱き合う。
最悪の状況の中で
キラリと輝くものもあるんだと感じた。
そういう「輝き」を拾い集めて
勇気と希望に変えていけたらいいなと思う。
とら
『感謝』
って すごく良いエネルギーなんだって。
昔 本で読んで なるほどって思って
感謝するようにしていたんだけど
なんだか無理に「感謝しなきゃ!」って感じだったのかなと今思う。
少しずつ年を重ねて いろんな経験をして
今になって『感謝の持つパワー』みたいなものを感じるようになったかなって思える。
いつも動いてくれるこの身体に。
いろんな景色を見せてくれるこの目に。
伝えることのできる声に。
頑張ってくれてる内臓たちに。
この「身体」っていう入れ物は この世に一つしかない。
愛犬シロも癌によって身体の機能が低下して この世を去った。
この先、5年後も10年後も この身体で私はやっていかなきゃならないから
ひとつひとつの身体のパーツに 「ありがとう」って思う。
この先が不安なときがある。
新しいことを始めたときとか
何かを辞めたとき
どうなるんだろう・・・??
って不安になって
心配になって
怖くなる。
私はもともと心配性だから 不安には弱いと思う。
今もいろんな新しいことにチャレンジしているんだけど
やっぱり不安は尽きないもんだ。
もしうまくいかなかったらどうしよう・・・・。
もし、こうなってしまったら・・・??
そんなことがついつい脳裏をよぎる。
だけど、サル(主人)が昔言ってくれた。
「先のことはわからないから面白い」
たしかにそれも言える!!
「わからないこと=嫌なこと」
と考えがちなんだけど
そんなこと決まってないよね。
想像もしていなかった楽しいことや嬉しいことが
待っているかもしれないのに。
ついつい悪く考えてしまうのって何でかな。
私は自分のそんなところが 好きじゃないんだけど
こんな私だから見えることもあるのかもしれない。
何かを始めるって怖いけど
同時に新しい世界が広がる。
私はきっと、これからも こうやって
怖がりながら 進んでいくんだろうな。
だって やっぱり 「味わってみたい」
心臓が飛び出しそうなほどの驚きや
目を閉じることがもったいないくらいの景色や
舌がびっくりするような食べ物や
涙がとまらないくらいの感動・・・
そんなものを味わってみたい。
怖がりの不安症のくせに 好奇心だけは強い(笑)
最近、不安なときは 流れにまかせるようにしてる。
あれこれ考えるとよけい怖くなるから
「なるようになる!いいようになる!」
ってな感じで 少し適当になってみる。
私にはこれくらいがいいみたい。
楽しくやってると案外いい流れができてるもんだ。
『笑う門には福来る』とはよく言ったもんだな。
笑いながら 自分にできることをやっていこう。
そうしたら、きっと扉が開く音が聞こえるはずだから。
とら
愛犬シロがこの世を去って 1ヶ月以上が経ち
ようやく少し気持ちが落ち着いてきた。
最初の頃は心の穴を埋めようと
無理に用事を入れたりしていたような気がする。
かと思うと 何もやる気がおきず
珍しく体調を崩したり。
やたらと眠かったり。
愛おしいものとの別れは 思っていたよりも大きなことだった。
でも、私は歩いて行かなければ・・・。
実際 前に進みたいしね。
ようやくその準備が出来てきたと思う。
時間は流れてる。
一秒一秒。
同じときは二度とない。
今、呼吸をしたこの瞬間も
一生に一度しかない。
だから、これからも
シロの分まで一生懸命生きるよ。
シロとの約束を果たすために
前に進むよ。
シロが天国で守ってくれてるなんて
最高に心強い!
「死」ってすごくすごく嫌なことだと思っていた。
「自分がなくなる」なんてすごく怖いことだと思っていた。
今だって怖いし嫌だけど
でも、シロが天国に行って少しわかった気がする。
人は大切な人が天国で待っているから
自分の死も受け入れていけるのかもしれない。
「先に逝った愛おしい存在に会える。」
そう思う事で受け入れられるのかもしれない。
でもね、シロ。
もちろんお前に会いたいし、いつかは会いに行くけど
まだまだやりたいこともあるし
やらなきゃいけないこともある。
だから、待っていてよね。
私がしっかり生きて
自分の命の寿命が来るまで。
とら
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