ある子供(三才)と、アンパンマンについて話していたときだった。
その子が言った…
『いっつもいきなりアンパンマンに襲われてかわいそう…』
…バイキンマン目線だ。
確かにバイキンマンにも立場があるだろうし、彼は彼なりの正義に基づき、何らかの目的を持って行動してるはずだ。
でなきゃ、あのドキンちゃんがついてくるはずがない。
それなのに、いつもアンパンマンの野郎に訳も聞かずに邪魔をされてるってことか。
なるほど、そりゃそうだ。
家族にとったらたまらないだろうな。
例えば、バイキンマンに妻(仮名 バイ子)が居たとしよう。
年齢は、バイキンマンの三つ下で27才くらいか?(単なるイメージ)
とにかく、夫が機嫌よく仕事をしてると、まるでサンタクロースみたいな服を着た丸顔が突然やってきて殴る蹴るの暴行を働き、夫の仕事の邪魔をする。
しかも、一度や二度じゃない。
いつもいつも必ずだ!
考えたら納得できないな。(苦笑)
と、こんな具合に見る角度を変えたら、アンパンマンとてただの暴漢と化してしまう。
そして、これはアンパンマンに限った話じゃない。
あのウルトラマンだってそうだ。
果たして、怪獣は『悪い』のだろうか?
何をもっての『悪』だろう?
地球サイドから見たら、人間は恐らくガン細胞ではないかと思う。
(この点に関しては本当に申し訳なく思う)
もしも、地球にとって人間が『悪』だったら?『不必要』だったら?
そして、それを駆逐するために天より遣わされたのが怪獣。
こう考えると、ウルトラマンはどうなのだろう??
神の意志に従い、涙をこらえて心を鬼にして務めを遂行している怪獣を、散々ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、己の命のギリギリまでもてあそび、挙げ句の果てには光線で射殺。
いかん、ウルトラマンの顔が違って見える・・・(汗)
と、物事には様々な面があり、違う方から見ると、まるで別の世界が見えるということを学んだ。
このことを教えてくれた子供(三才)に感謝!
上記は解りやすい例だが、もっとスケールを小さくして身近なケースで考えたら、幾つもの間違いを犯していたかもしれないと思うサルでした。
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