若いころは とにかく人とおんなじことが嫌だったような気がする。
「変わってる」とか「特別」とか
そういう言葉に弱くて
「普通」なんてつまらないって思ってた。
いきがって 強がって 自分を作っていた。
好きとか 愛とか
そんなこともバカにして
私たち夫婦はそんなんじゃないんだって 無理して
ヤキモチなんてカッコ悪いとか
大人のふりもしてた。
ひとつひとつ 時を重ねるごとに
「人と違う」とか「普通」とか
そうやって分けていることが
そんなことに左右されてる自分が ちっちゃいのかもしれないと思えた。
そうやって いきがってる中で
頭を打ったり 恥ずかしい思いをしたおかげだと思う。
「普通」なんて あるようでなくて
「特別」なんて むしろみんなそうで
そういう小さな気づきの積み重ねの中で
自分の人生にようやく出会えたような気がする。
サルとともに 歩いてきたことで。
これからも まだまだ頭を打つんだろうな。
今 わかってるつもりのことも
数年後からみたら まだまだ子供だったなと思うんだろうな。
今知らないことも
数年後 経験値がアップしてるんだろうな。
そんな風に
これからも 夫婦で年を重ねていきたい。
夫婦だってそれぞれ。
これが正解なんてない。
変わっているのか
普通なのか
そんなことはきっとどうだっていい。
二人が一緒にいて
楽しいのなら
一緒にいて 幸せなら
一緒にいたいと思えるのなら。
一緒に生きていきたいと思えるなら。
きっとそれでいいんだろうな。
ぶつかったり 喧嘩したり
そんなことも 思い出になって
お互いの歴史が 少しずつ 厚みをもっていく・・・
いつか おじいちゃん おばあちゃんになって
その厚みのある歴史を
一緒に振り返って
「バカだったな」って笑いあえたら
「ありがとう」って感謝しあえたら
それはとても素敵なことかもしれない。
でも(笑)
私たちバカ夫婦のことだから
おじいちゃん おばあちゃんになっても
「相変わらずバカやな」(笑)
と言ってそうだけど(^_^;)
まぁ。それもいいか(笑)
とら
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