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【
前回の続き】
デカバスとの死闘が続く中
辺りはどんどん暗くなってきた。
真夏のお盆。暗くなるということは・・・一体何時???
そんなことを気にしている場合ではなかった。
ようやく姿が見えた。ハッキリと・・・・!!
そしてサル(主人)の手が伸びる。
バスの口を掴むのが見えた・・・・!!!
ズボ~~っと水面から表した姿は 今まで見たどんなバスよりも大きく見えた。
「で・・・デカ~~~!!!」
二人で叫び、何故だか大笑いした。
力が抜けて 手足が震える。
嬉しさで目が潤む。
そして、そのダムの主を持つ。
どっしりと重い。
片手でなんてとても持てない。
歯がザリザリと親指深く当たる。
お腹がでっぷりとしている。
何より太い!そしてカッコイイバスだった。
「ありがとう」
そういってお別れした。
来年また大きくなって遊んでね。
・・・バスにとっては命がけだろうけど・・・・汗
辺りはもう夜だった。
お盆の夜。山の中のダム。
バカな夫婦はご機嫌で 大笑いしながら
ボートで岸に向かう。
きっと幽霊がいても気付かなかっただろう。
それほど二人は最高の気分だった。
これが私の忘れられない釣り。
いまだこれ以上のバスには出会えていない。
サイズがどうとか、そういう問題じゃない。
あれほどのファイトを見せてくれた、最高のバスだった。
今もどこかで生きているだろうか?
バス釣りは 食べるわけじゃなく釣りを楽しむゲームフィッシング。
それにはいろいろな意見があると思う。
だけど、ブラックバスには不思議な魅力がある。
力強さ、生命力・・・・
それゆえに嫌われることもある。
生態系の問題もある。
だけど、私はバス釣りを通して
自然と遊び、自然の生命力を感じる。
遊びを通して 山や水と会話をしている気分になる。
バサー(バスを釣る人)はみんなバスを好きに見える。
釣られることでバスが弱る場合もあるけれど
それもまた自然の力の一つなのかもしれない。
強すぎるバスに人間と言う敵がいる。
やっぱりちゃんと共存しているようにも見える。
バス釣りがいいとか悪いとかそういう話じゃなく
私は、釣りを通して、自然と触れ合えることが嬉しい。
だからこそ、マナーは守らなければ。
綺麗な自然を守るため
ゴミなどは持ち帰り、釣り場を大切にしたい。
ダムや川は私達の命の源。
生活するのに必要な水を運んでくれている。
そんな中で生きている生き物は
本当に愛おしい。
ずっと、綺麗でいて欲しい。
そして、また私達と遊んでね。
とら
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