どうしてタイガー800(バイク)を手放したのか。
今思うと タイガーは何かの鍵だったように思う。
扉を開けるための鍵。
新しい世界の扉の鍵。
少し暖かくなってきて
バイクのツーリングの集団を見かける。
ん~懐かしいなって思う。
でも、多分
今はなくていい。
バイクの世界は素晴らしい。
走ってるだけで楽しくて特別で。
狭いところだって人ごみだって気にしない。
音とスピードと風を感じて走る。
あの感覚は他では味わえない。
だけどね。
我が家にとって 一番困ったのは
バス釣りと季節がカブること・・・(汗)
暖かくなってきてから寒くて手が凍りそうになるまでがシーズン。
そして両方とも寒いし暑い。
両方とも髪はぐちゃぐちゃだし化粧もはげる。
両方とも風に吹かれて紫外線をあびる。
両方とも天候が大事。
シーズン中に どっちか選んだら
どっちかは諦めなきゃいけない。
そんな中で バイクよりも釣りの方に軍配が上がり
家でかしこく待っているだけのバイクにしたくなかったから手放した。
どうせならもっともっと走らせてくれる人のパートナーになってほしくて。
短い間だったけど
タイガーは大きく世界を変えてくれた。
今まで関係なかったことが
自分次第で関われるようになるってことを気づかせてくれた。
物が持つ力も教えてくれた。
オーラっていうか、バイクが持つ美しさや、それを所有する喜びがあるってことを。
物にはオーラがある。
そんなことが その後の人生に大きな変化を与えてくれた。
「恋い焦がれる」
「思い切って買う」
「所有する」
「手放す」
あっという間の出来事だったけど
タイガーが与えてくれたことは本当に大きい。
だからこそ
何かを空ける「鍵」だったんじゃないかなって思う。
駆け抜けるように短いことが
ず~っと影響を与えることがあるんだ。
だから今も
滅多にないけどタイガーを見かけると
すごく嬉しくなって
思い出して
あいつはどうしてるかなって思う。
素晴らしいパートナーといっぱい走れてるといいな。
とら
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