年末にトイプードルの花が来た。
生後4か月とちょっと。
体重3.5キロと大きめの女の子。
本当に家族になれるだろうか。
シロみたいに
空気みたいになれるだろうか。
まるでぬいぐるみみたいにかわいいその子を見て
我が家に来てくれたことが夢みたいに不思議だった。
シロを失って3年とちょっと。
その子が来てシロへの気持ちはどうなるのかなとちょっと不安になった。
だけど
この子が来てから
びっくりするくらいシロのことを思い出す。
思い出すといっても
今までのようなのとは違い
シロが仔犬のころどうだったっけ?とか
シロのときはどうやってたっけ?
ということばかり。
シロが仔犬の頃というと16年前・・・
さすがに記憶が薄れている。
でも、花が来てから
シロのことを前以上に思い出して
それがまた嬉しいなと思った。
シロと花はもちろん性格が違う。
犬種も違う。
なのに、ちょっとしたしぐさが似ているんだよね。
シロらしさと思っていたところ。
そんなところを花の中に見ると
やっぱり花はシロの生まれ変わりなんじゃないの?
って思ったりもする。
それとも私が育てると似てしまうんだろうか。
でも、本当はそんなこと
もうどうだってよくなっていて
何より花を育てて躾けていると
シロの時のことがどんどん思い出されてくる。
もう忘れかけていたことまで蘇ってくる。
それがとても暖かく嬉しいんだよね。
おまけに、仔犬というのは本当に世話が大変で
感傷に浸っている暇もないのが事実なんだよね。
花の場合は無駄吠えも要求鳴きも、夜鳴きもせず
お座りもフセもお手も案外物覚えが良いのに
トイレ・・・つまり排泄が苦手な子だったんだよね。
シロはその点びっくりするほどすぐに覚えて(たしか2、3日ほど)
大して教えてないのに
サっとサークルの中のトイレに戻ってシ~~
って感じで
「すごい!シロ!いい子だね~」
っておやつをあげたら
それ以来完璧にトイレシートでやって
誇らしげにおやつの前でお座りをしていた。
だけど花はサークルの中ではちゃんとするのに
部屋に出したらその辺でシ~・・・
仔犬はこんなもんよ。
そう思いながらもトイレトレーニングに手こずる私の毎日が始まった。
【つづく】あ・・・やっぱり(笑)
とら
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